第10話 防衛用のロボットとプログラミング

ゴ-レムを作ったしもう十分な気もするが、まあ、取り敢えず採用したし、プログラムを組み、拠点の防衛、管理を行うロボットを作るとするか。

防衛用としては取り敢えず城壁の上にあるバリスタと投石機を動かす用にプログラムを組もうかな。後、敷地の中に許可無く侵入しているものの発見してくれるものができれば上出来かな。という訳で作成開始!!


作成を開始してから5日

全く完成していなかった。なぜならいくら知識を確認してもカメラやセンサーの作り方についての知識があやふやであり、全く使い物になっていなかったためである。絶対に必要であるとは感じておらず、ゴ-レムでも替わりが効くことに気が付いたため、今回は警備用のロボット製作は見送ることにした。もし誰か詳しい人と交流を持てたらその時に作るとしようと心の底から思うのであった。

替わりに5日掛けて、ゴ-レムを追加で製作した。ゴ-レムは全て中規模の魔法が使えるものにしたことによって、もし弾切れしても大丈夫な用にしてある。


いったいこの者は何が攻めてくることを想定しているのだろうか?彼の現在居る世界では大規模の魔法が使える者は各国に1人居るか居ないかのレベルであり、中規模の魔法が使えるものも各国の近衛騎士団の魔法部隊に所属する者達だけである。また、それらも最終の切り札として持っているだけで、1度使うともう他の魔法が使えなくなるレベルである。そんな魔法を連射できるゴ-レムを城壁の上に20m置きに配置してある時点で攻め落とすことは不可能である。しかし、この者はまだこの事を知らないためまだまだ足りないと感じているようであった。

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