第6話 滝、踏破と人との遭遇?
空を飛ぶイメージ、身体強化するイメージどちらでもいいが早くできないかな?いい加減日が登りだしてきたし、移動したいのだが。よし、こんな時は声を出してみるか。
「は!」
ダメか。よしならば
「とう!」
これもダメか。なら
「や~!」
これでもダメか。
「どうすればいいんだぁぁぁぁ!!!!」
あれ?体が浮いてる?なぜだ?
取り敢えず考えるのは後にして先に滝を登るとするか。いつまで浮いてられるのかも分からないし。ところで、どうやって移動するんだ?足が地面に着いていないから地面を蹴ることができないし、水中でないから手足をバタつかせても動けない。どうしたものかな?
取り敢えず滝の上に登れるイメージをしてみるか。
滝の上に登れるイメージ、滝の上に登れるイメージ...
あれ?いつの間にか滝の上に居る?何があった?まあいいか。寝ずにずっと考え事をしていたからとても眠いし、どこか寝てても動物に襲われない場所に移動して寝るとしよう。
そのためには水辺から離れる方が良さそうだな。水辺で寝てたら、水を飲みに来た動物に襲われる未来しか見えないし。
そうと決まれば上流を目指しつつ少し離れたところで体を休めるところを探しながら歩くとしようか。
2時間後
やっとひらけた場所に出てくることができた。ここは道か?轍がある。しかも、地面がしっかりと踏み固められているようだ。ということは、ここに居れば人に会うことができるのか?そしたら神様との約束も果たすことができるかも知れないな。よし、人が来るのを待つとするか。寝るのはそれからでも遅くないだろう。
というわけで、待つこと約3時間ついに人の話し声が聞こえてきた。よし、もうすぐ会えるぞ。うん?体がこの場から全力で離れようとしている?なぜだ?
怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い.........。体の震えが止まらない。なぜだ?何が起きている?
「ちょっと待て、そっちではない、体よ停まれ!!!」
「身体強化、肉体耐久度強化、肺活量強化、再生力強化、ヘモグロビン量増加、回避力強化、隠密発動、肉体硬化、物理結界発動、魔力結界発動、オ-ト反撃術式を構築、分身体を生成、分身体に命ずる、追ってが来ている可能性があるので巻け」
体が言うことを聞かないというか何が起きている?
取り敢えず、どんどん森の奥地へ入っているのは分かるのだが、なぜ逃げているのかは全く分からん。もしかして前世もしくはそれ以前に何かあったのか?
取り敢えず停まれ!もうすでに山をいくつも越えたぞ。というか、昼間のはずなのに周囲が暗くなってきた。というかどこに行くのだろうか?
走ること3時間遂に体が停まった。
現在、真っ暗な森に中で立ち尽くしています。
「さて、どうしようかな?」
体が道がある方向に行こうとすると全く動かなくなる。他の方向になら移動できるのだが。こうなったらここに拠点を作ってから考えるとしよう。取り敢えず体を休めたいし。
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