5名様 差し入れとお返し

今日もいい天気だねぇ

散策日和だ。

「マスター おつかれ」

「おつかれ~」

店の前でのんきに外を見ながら小休憩をしていたら、ギルドの方からA級冒険者の斎藤さんが手を上げながらこっちに来た。

「今日はどうしたんです?ダンジョンじゃ?」

「そうなんだけど、泊りがけで探索してたらこんな半端な時間に出ちまってなぁ

寝る前になんか食いに来たってわけだ。」

泊りがけとは 無理をしたものだなぁ

ん?何かをカバンから出して前に? ん?

「なんですこれ?」

「あ~ おすそわけだよ。

何の肉だっけか? え~と ん~?ん そうそう

これなコカトリスのもも肉だよ。

いい味だぜぇ。」

「お~ありがとうございます!

久しぶりにみましたね~ 」

コカトリスなんて何か月ぶりだろう。

自分で行くにも時間がかかるしなぁ

中層とはいえ、無駄に広いから時間かかかってめんどい!


「そうだろう!

いや~依頼であったからやってみたけど面倒でそれでいてでかいから解体も骨だった。ほんとに面倒だった。 は~」

「そうですか。 ほんとにお疲れ様です。」

そうでしょうね。 ええ

ギルドも大変だろうなぁ 人気商品の一つだから対応が多そうだ・・・・


何かお返ししたいですね。

なににしようか?

ん~~ ごちそうしようか

「お返しにご馳走しますよ。どうぞ中に」

「おう ありがとう それじゃ失礼して」

「貸し切りみたいなもんなんで、寛いでください。」


からんからん

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る