第14話

来沙は目を開けた……

そうすると、手と足が両方拘束され

監獄の中に閉じ込められていた…


そして、前には羊のような

生物がいた…


来沙は怒鳴り散らした


「どういうことだ……

羊野郎…!早くここから出せ!!」


そうすると、羊のような生物は

落ち着くような…

取り乱したような声で答えた


「無理…です…

神様の命令に従ってください」


そして、来沙はすーっと、息を

吸いながら…吐いた…


「悪いがな、羊野郎、

私はここから抜け出せる!!!」

そして、来沙は鎌を取り出した…


『命4人使用』


そうすると、牢屋の周りは吹き飛んだ…

そして、来沙は羊の生物を連れて

逃げ出していった


「脱獄者発見!!

ただちに捕獲に移れ!」


そうすると、来沙は鎌を

警備員達に振りかざした

そうすると、警備員達はバタバタと倒れ

来沙は唱えた


『命2年使用』


来沙は羊の生物の手を強く握りしめ

力いっぱいに、地面に

鎌を叩きつけた…


そうすると、来沙と羊の生物は

飛んでいった…

すると、来沙に羊の生物は聞いた


「どっ…どうして

僕なんかを助けっ……たんですか……?」


来沙はあっさり冷静に答えた


「え?だって

あの時の泣き顔、演技には見えなかった

お前も神に復讐したいと

思ってるんだろ?

だったら、私に手を貸せ

私が必ず神を打ち砕いてやる」


羊の生物は頷いた…


「あっ…あっ…ありがとうござぃまぁあす…!

うわぁぁあぁあ!

あんな神なんて……あんなゴミ野郎なんて…

僕を物としか見てない

ゴミは要らないんだ!

潰しましょう!!一緒に!」


羊の生物がそういった瞬間だった

来沙は鎌を“振りかざした”

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