第10話

来沙は死神ちゃんを

利用することを考えていた


だが、反逆するらしい


来沙と死神ちゃんが

戦いを始めると思われた瞬間

死神ちゃんの様子がおかしくなった…


「あ…がぎいぃ…な…―…」


死神ちゃんはそうして、倒れた


来沙は異変を感じた

すぐさま、後ろを見た


そうしたら、魔王が居た


「久し振りだなぁ…

まったくだ…あんだけ、大量虐殺

しといて、怖じ気づいたか?

まぁ、しょうがない、アネキは

契約内容を聞いたら心臓が

爆発する呪文を掛けといた

そして、死神に付いてる首輪、

あれは、全ての魔界人に付いてる物

そして、それは私が付けた」


「まさ…か、」


「そうだ、付けてるやつは

操れる、洗脳できる…

しょうがないが…死神に

お前を殺してもらおう」


そして、死神ちゃんは

起き上がった、からくり人形のような

ブリキのような動きをして


来沙の元へ近づいた


「ぁあ。あ、わ…私はハ何をすすすすれば

いいのでてしょしょうかか」


来沙は死神ちゃんのことを

人形のように思った…


「結局は利用される前に

使われちゃったよ、台無しだ」


来沙はそう呟いて

殺気を見せた…


「ハハハハハハハ

協力してた仲間に殺されるのを

味わうんだなぁ!零餓 来沙!」


魔王は笑っていた

来沙も薄笑いを浮かべた

そして、次の瞬間あり得ないことが起きた



「バーカ、とっとと死ねwww」


来沙は死神の鎌を出した

そして、魔王に一振りした


「な、ん…ダト…」


魔王は突然倒れた

そして、鎌の中には

魔王の命の重みが入った


来沙はその鎌を死神ちゃんに

一振りした……まさに、それは

一瞬だった、来沙が振った所


そこは、地盤から削れ始めた

そして、死神ちゃんの体は消し飛んだ

そこら、一帯も全部無くなった


来沙は現世に通じる扉を開いた、

そして、まだ、

死神ちゃんは粉々になっていたが

死んでいなかった…


死神の寿命は250年

来沙は死神ちゃんに鎌を一振りした


そうすると、鎌に命が入った

そして、来沙は鎌を自分に刺した


『寿命入手250年』


来沙は現世に戻った

来沙は天界に恨みを持った


自分の家族が殺されたこと

全てが邪魔されたこと

来沙は逆襲しにいく…


『魔界編 完』

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