第8話

死神ちゃんは魔界の扉を開いた

来沙は死神ちゃんに鎌を渡した

死神ちゃんの両手には支えきれない

命の重さがあった…

死神ちゃんは聞いた

「一体何人もの命を奪ったんですか?」

来沙はため息をするように答えた

「数え切れない……」

来沙はそう言って

魔界の扉に入った、

扉の先には、野獣の群れ

そして、来沙は死神ちゃんから

鎌をもらった…死神ちゃんから

もう、使い方は聞いてある


バキイィイイン


その音は一瞬だった

そして、野獣達はバラバラになった

「今ので五人の命か…まぁいいさ

まだまだ、ストックはある」


来沙達は魔王の城へと登っていった

そして、来沙は閃いた

「城を登る必要なんて無い…」

全部壊せば良いんだ…

来沙は鎌の中に溜まった命を

全て集めて、鎌を振った


ガガガガガガガバギギキヴヴ…


城は崩れ始めた、

およそ、80人以上の命を利用した…

そして、魔王が出てくると思った

だが、何にも来ていない

「終わりか…?まさか…?」

来沙は困惑した…そして

来沙は自分の“影”に気配を感じた…

そして、来沙が反応して

避けようと思った瞬間

まさに、一瞬の出来事だった

来沙の背中に剣が刺された

そして、それは貫いて地面の深い奥まで

どんどん刺さっていた

「お前らが侵入者ねぇ…

俺のペットを殺して良い度胸じゃねえか…

とくに、死神…?お前何やってんだ…?

何、裏切ってんだ…?

死にたいのか?へへへへ

殺してやるよ…じわじわとな」

来沙達が終わりと思った瞬間、

地面から扉が現れた

「なっ…」

そして、中から誰かが出て来た…

「やっぱり、あんたはそうなると

思ったよ!だから、私達が来たのさ!」

そこに、来たのは

死神ちゃんの先輩だった

「先輩……!ありがとうございます!」

そして、来沙と死神ちゃんを

強制瞬間移動させた…

「待ちやがれ!お前ら!」

「遅すぎるんだよね、あばよっ!」

先輩も、一緒に扉に入った…

「まぁ…いいさ…あいつらはどうせ…

絶望を経験するだけ!」

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