第7話

死神ちゃんは前を向いた


「私、行かなきゃ」


「そうだね!やりたい目的やるために

行くしかないよ!」


「はい、!」


死神ちゃんの顔に明るさが

戻ってきた…来沙とは裏腹に


同時刻 現世


来沙は子供達を襲撃していた

そして、来沙は考えた、


(これは、本当に望んだこと…?

………やるしかない…目的のために

これは正しい、悪いことではない)


2時間後


時は夜になっていた

来沙は怪しまれると思い

家に帰っていった


そして、来沙は驚きの光景を見た

家が血塗れになっていた


そこには、横たわる

母の姿…来沙は呆然とした


(バチが当たったのか

私のせい?嘘だ

私は悪くない悪くない悪くない)


来沙は倒れた…


24:00


そして、目覚めたらゴーストになっていた

死神ちゃんが目の前に居た


「制限時間が終わりです

心臓発作で死んだと記録されましたよ」


そして、来沙が怒鳴るように言った


「どういうことだ!?

なんで、家族が血塗れに!」


死神ちゃんはかすれたような

声で答えた…


「……不運なことに

あなたが命を奪ったのを

天界の王様が見ていたそうです

なので、天罰を与えたらしいです

王様は連続殺人犯が

零餓家を襲ったという

運命の記録を刻んだらしいです」


来沙は上を向いた

もう、来沙の目の前には

何も見えなくなっていた

何にも何にも何にも


そして、来沙は口に出した


「どうでもいい

速く魔王を殺すぞ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る