第4話

悪魔君は小さな剣を作り出して

来沙に斬りかかった


来沙はその場にあった斧で守り

反撃をした…


「くっ…しぶといな」


「人間様をなめんじゃねーぞ殺されてーのか?」


「殺したら死神にバレるぜ?」


死神ちゃんは近くの

部屋で二人の帰りを待っていた


「遅いですね…少し見に行ってあげますか…」


死神ちゃんは部屋のドアを開けてしまった


「え!?一体何が起こってるの?」

死神ちゃんはあまりの

衝撃に倒れて気絶してしまった…


「大丈夫かぁ!死神ぃ!」

悪魔君は死神ちゃんの近くに

駈け寄った、だが、遅かった


     グシャッ


「悪魔野郎

お前がどうせそっちに注意向けると思ったよ

だから、お前が気づかないように

後ろから野獣の爪刺したわけ」


「最後に言い残したいことは?」


すると、悪魔君は憎しみの表情を浮かべた

「お前は糞野郎だ…さっさと死ね…」


「そうか、じゃあ野獣の森に投げ捨てる

      バイバイ」


そして、野獣は悪魔君を襲った

悪魔君は骨まで食いちぎられた


そして、死神ちゃんが起きた


「ここは、さっき何が…

っっっ!?悪魔君!?」


死神ちゃんは泣きながら

悪魔君の近くに寄りに行った


そして、来沙に聞いた

「一体何があったんですか?」


「あぁ、悪魔君と手を直していると

突然、野獣の大群が押し寄せてきて

それで、悪魔君がやられて

死神ちゃんが気を失って

私が逃げまわったってこと

ごめんな…助けられなくて」


この時の死神ちゃんは知る由も無かった

全ての主犯が来沙ということを

ただ、利用されていることを


来沙は不適な笑みを浮かべた

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