可憐な令嬢の恋心の行方は?

本編読了しました。
アイリーシャの王太子への想いや、ミハイルへの想い、特にミハイルに対する感情が、噂通りの職責に相応しい振舞いをされる親切な方というところから、ダンスを踊りたい相手へと変化していく様子が丁寧に描かれています。
気分は恋バナしてる親友か姉妹です。仲良しなら母親もありでしょう。
何度「そうだけど、そうじゃないだろ?」とアルバート兄様と共に突っ込んだことでしょう。
タイトルにもあるように、お兄様の暗躍……ケフンケフン、ナイスアシストあってこそ無事婚約が整ったのだもの。
狡猾だ、味方でよかったと思うだ、見た目は天使で中身は悪魔だ、の散々な言われようなアルバート様ですが、妹の恋に関してはキューピッドに徹してくれたようですね。続編はこれから読むのですが、このアルバート様にも素敵な恋人が現れて欲しいと期待しています。