応援コメント

世界首都ゲルマニア」への応援コメント

  • この話を読むとヒトラーはどう頑張っても「芸術家」としてよりも「人類を神から解放した希有な人物」として歴史の教科書に名前が残りそうです、また描いた作品も美術の教科書よりも歴史の教科書や歴史の参考図書の方にヒトラーが描いた作品として小さく掲載される数の方が多そうです。

    作者からの返信

    だと、私も思います(汗)
    まあ、大抵の人間にはやりたいこととできることが乖離している好例として受け止めて頂ければ(笑)



    ‥‥とはいえ、これだけでは返信になっていないので真面目に解説ないしは蛇足させて頂きます。

    ヒトラー自身、なんとなくそれは諦観している部分もあるでしょうし、とはいえ人間の至上命題とも言える「歴史に名を残す、無論悪名ではなく名声として」ということは達成できているので、後は後世の人間がいつ自身の「作品」に高評価をつけるのか待ち、という部分が大きいと思います。
    また、ヒトラーの作品についてですが、実は画面からながら何度か見る機会が御座いまして。……まあ、私よりは巧いと思います(当たり前だろうが)
    とはいえ、彼はどうやら人物画が苦手らしく、作品にも人間は小さく、建物は大きく描かれているので、やはり当時の時流で人物画隆盛期だったのも彼には向かい風になったのではないかと思います。

    とはいえ、私はヒトラーがいないからといって世界大戦が起こらなかった、などというばかばかしい言説に加わる気は毛頭無く、ヒトラーがいなくても世界大戦は起こったと思います。とはいえ、ルーズベルトさえ居なければ、いやまあヒューイ・ロングとかも存在しますが、反日的存在が大統領にさえなっていなければ、恐らく駐日大使などの尽力も加味してですが、第二次世界大戦と同様にヨーロッパだけで戦争は終わり、大日本帝国は未曾有の戦役に巻き込まれること無く植民地解放を出来たのでは無いかと想定しております。まあ、これは信じる信じないというよりも、理論だった思考回路を持つ人間であれば(まあ、合衆国市民にそういう理性的な人物が存在しないのは先のアンケートが証明しておりますが)誰でも把握できる結論だと思います。

    そして、ヒトラー自身も画家として名を馳せるのではなく建築家を目指す行為にも妥協があったにせよ妥当ではないかと思っていた節がある、という文献も存在するらしく、そういう意味では「首都ゲルマニア」が存在する限り、彼は成仏すると思いますね。ひょっとしたら、彼の過去描いた絵画も、ゲルマニアのおみやげコーナーで絵はがきとして珍重されている可能性もありますし。

    それでは、長らくの閲覧有難うございます。後口上の方に完結記念を称した若干の宣伝も書いておりますので、もしよろしければ再読以外の目的でも、当研究所の諸作品を閲覧頂ければ、祝着至極と存じ上げます。


    ではでは えねこ拝