【武芸《アーツ》】

武芸アーツ


 

 いわゆる武器もしくは防具を使った達人級の動き。


 中の人が全く運動神経が無かったとしても。

 適切な予備動作や音声入力を認識させることで、自動的にキャラクターが動く。

 

 このカテゴリーは完全に『魔法』以外の要素だけで構成されている。

 例えば剣に炎を纏う、剣から斬撃や衝撃を飛ばす。

 そういったモノは何一つ存在しない。


 それらを得るためには、『魔法』や『練気』のスキルを活用するしかない。

 

 公式的には、アーツと呼称するが。

 プレイヤー間でそう呼ばれることは少ない。

 武器スキル、物理スキル、~マスタリ、等の言い方で通っている。



 武芸アーツのマスタリは、基本的に適用の幅が狭いものほど有用で強力になっていく。

 たとえば。


 【基本戦闘マスタリ】

  どんな武器でも使用可能なスキルを習得する。

  ひとつひとつは地味だが、有用なスキルを多く覚える。

  代表的なスキルは【タックル】【応急手当】



 【剣マスタリ】

  剣全般に使用可能なスキルを習得する。

  剣であるなら、片手だろうが曲剣だろうが、短剣だろうが全てに利用できる。

  代表的なスキルは【スラッシュ】【柄打ち】 


 【片手武器マスタリ】

  片手武器全般に使用可能なスキルを習得する。

  片手武器ならなんでもOK。ただし、基本ステータスを参照しない魔工武器は対象外。

  代表的なスキルは【乱撃】【回転撃】


  

 【斬撃マスタリ】

  斬撃にかんするマスタリを習得する。

  斬撃時に効果を発揮するパッシブや、一瞬の斬撃の威力を上昇させる瞬間強化が多い。

  代表的なスキルは【斬撃ブースト】【研ぎ澄まし】


 【白兵戦マスタリ】

  近接戦闘時に効果を発揮するスキルを習得する。

  代表的なスキルは【足さばき】【するどい踏み込み】


 【片手剣マスタリ】

  片手剣使用時に使用可能なスキルを習得する。

  代表的なスキルは【フラッシュカッティング】【ワンハンドスラッシュ】

  ⇒剣マスタリの【スラッシュ】+【ワンハンドスラッシュ】=【ワンハンドスラッシュⅡ】に自動強化。


 

  上記すべては、『片手剣』ですべて利用できる。

  片手剣に特化するならば、ここから選ぶということであり。

  そうすれば『剣士』と自称、他称するようなことになるだろう。

  また、【ワンハンドスラッシュⅡ】のように統合されることもある。

  

  ここに盾を装備するなり、魔法を習得するなり。

  いっそ、剣だけで生きるなり。

  

  プレイヤーの自由だ。

 

 武器マスタリは、攻撃力の算出にも使用されており。

 マスタリが重複するとその分も計算に加えられる。

 例えば、上記の全てのマスタリをレベル10にあげると。

 片手剣使用時には、マスタリの合計が60になり、攻撃力の算出にそのまま利用される。

 なので、マスタリは重複させる方が強い。   




 マスタリの一例は上記以外だと。

 武器のみでも。


 両手剣、片手槍、両手槍、片手斧、両手斧、片手メイス、両手メイス、大太刀、小太刀、日本刀、曲剣、大鎌、小鎌、鎖系、細剣、短剣、格闘、杖、魔法杖、弓 短弓、長弓、弩――。


 数え切れないほどある。

 アップデートでも追加されていくので、選択の幅は増える一方だ。

 




 マスタリレベルの上昇に必要なSPは以下の通り。


 1= 500/累計 500

 2= 500/累計1000

 3= 500/累計1500

 4= 500/累計2000

 5= 500/累計2500

 6= 500/累計3000

 7= 500/累計3500

 8= 500/累計4000

 9= 500/累計4500

10= 500/累計5000


 スキルのレベル1習得に必要なポイントは 1~5ポイント

 一つのスキルを10まで上げるのに必要なポイントは 220~1100程度となっている。

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