序章 3話 出会い
「あんたはまさか?」
赤色の車から降りてきたのは
まさかのサークルの先輩だった。
「あの時暗くて気づかなかった...」
先輩 拓磨は、
「お前新車買ったんだかっけえじゃん」
と言ったが今はスピンして
みっともない状態になっている。
「ここじゃあわりぃから少し移動しようぜ」
と、拓磨が言う
謙信と颯太はすぐに準備し、車を出した
〚ファミレス〛
「謙信、type SBM 乗ってんだ」
拓磨がそういうと謙信は
「ま、まあそうですけど、さっきスピンしてしまいましたからね...」
謙信は気を弱そうに言う
「初めて峠を走って早々スピンなんて」
その時、拓磨は驚いた顔をした
「え?お前、初めてだったのか?!」
よく考えると、初めてのはずなのに
謎に上手いという事に気がついた。
「定峰峠であんなに走れるなんて、お前何者なんだよ...」
と、拓磨は言う
「さてはお前のSBM、改造してんだろ?」
謙信と颯太は顔を合わせる
「いや、だから今日納車しましたし、今日初めて峠を走ったんですよ?」
拓磨は飲んでいたコーヒーを吹いた
「え、え? お前まさか上手いのか?」
まず、ドリフトなんてものは初心者が
できるようなことではない。
少しニヤけた拓磨は
「明日、朝ここに来い」
と、小さな紙を謙信に渡す。
颯太と謙信は何がなんなのかさっぱり
分かっていなかった。
次の日、朝から先輩に言われた場所に向かう。
「そういえば、帰ったあと調べたんだけど、ドリフトってチョームズいらしいわ」
と颯太が言う。
「なんでできたんやろ...」
そんな意味のない会話をしていると目的地に
到着した。
「「ガレージ?」」
2人は口を合わせて言う
「お前ら待ってたぞ!」
中から先輩が出てきた、
「お前らにとっておきのものを見せてやるよ」
と、言われ、中に入った
ガレージの中にあったものとは?!
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