お兄ちゃんとしておしまい

「私もいよいよ終わりだわ...」


落ち込む葵ちゃん、何を悩んでいるかと言うとブラを洗わなくてはなりませんでした、家は狭く弟と同じ部屋でしかも干すなら隠し場所はありません。


「詰んだ...」


考えるのはやめて普通に手洗いをしてブラを干す事に、弟に見られました、仲が悪くて口をきいていないのでまだマシなのかよく分かりませんが特に何も言われませんでしたが色々終わりです、女性化やるなら一人暮らしか受け入れてもらってからにしましょう。


「慣れてきたかな?」


段々その状況が普通になった頃私も慣れてきましたがハプニングが起きました、小学生の弟にはブラは見せないようにしていましたが、お風呂に入る際に服を脱ぎますが普段は服の下に隠しているのに疲れて忘れてしまい、更に小学生弟が髪を乾かしにきたのです、そして気づいたら終わって居ました。

泣きそうでしたが諦めました、段々お兄ちゃんとしての終わりを感じます。


「はぁ...」


それからはもう諦めてブラも洗濯物に出すようになり、これが慣れかと実感するようになりました、TS主人公が女の子になってだんだん慣れていくのはやっぱり自然なのです。

やっぱり親が居ると展開も変わるもので隠したり、恥ずかしかったり、大変だったり色々な要素があり大変なものなのです、弟に見られるのはやっぱりあんまり気分が良くないので出来るだけ隠すようにはしています。


「あ〜もう可愛いもの買う!」


完全に隠すのを諦めて可愛いバッグとかも買うようになりました、開き直って素直に見せた方がいいのでは?見たいな危険な思考です。

思考が完全に女の子な葵ちゃんは可愛いなら買いたくなるようになってしまいました、女性の方が感情的面が強いのでやっぱりこの辺り変わってしまったのでしょう。


「猫のバッグ可愛い...」


可愛いのは見てるだけで楽しいものです、届いた日には嬉しい気持ちは止まらない予定でしたがある事件でかなりイライラして大変な事になってしまいました、完全にお兄ちゃんとしておしまいというか男の子として要素がこの事件でおきてしまいました。


「目が腐ってるんじゃないのか?」


弟が言い放った一言に色々貯めてた分爆発してしまったのです、至った理由は省略しますが、可愛いバッグが届くとウキウキになっていた日にそんな自体になってしまい、気分は最悪です。


「𓏸𓏸くん...」


イライラし過ぎてリラックスしたいので彼氏に電話をしました、私は彼氏の声を聞いて落ち着きましたが急に涙が出てきてしまい、彼氏はちょっと焦っています、彼氏によしよしして貰って寝た方がいいと言われてそのまま寝る事にしたのでした。

完全に女の子ムーブかましていて1部の男の人から嫌われそうな完全に終わりな状態です、ただやっぱり自分が感情的になってると認識出来るレベルでなっていて頭で何も考えられなくなっていたので、気を付けなければならないと実感する様な出来事でもありました。


「お兄ちゃんとしておしまいだよ...」


これはもうおしまいと言っていいでしょう、それくらいに変わってしまいました、女の子の感情的ムーブ見ると面倒臭いって思う男の人は多いですが、女の子になるとなるのでなった時は要注意です。

一連の流れで逆に完全におしまいで私は吹っ切れました、そしてもっと可愛いくなって見せるくらいの意思を固めたのでした。

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