応援コメント

15 琳派 そこにリズムはあるんか?」への応援コメント

  • 久里 琳さま

    こんにちは。

    「わかる人にしたら、そのものずばりのシーンが描かれているのは野暮だ、という審美観」

    絵画の枠を出て、いろんな芸術から日常のちょっとした遊びにも、この類推の粋というものはあるなあと思いをはせました。

    『燕子花図屏風』はリズムの躍動感に加え、燕子花が緩急つけながら微妙に右肩上がりで配置されているのも、安定感をもたらす原因なのでしょうかね。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    類推の粋、たしかに! 和歌なんかでも単語ひとつで名所や古典を匂わしたりするので、それに近い感覚だったのかもしれませんね。
    『燕子花図屏風』は六曲一双(6枚組の屏風が2つで1セット)で右隻・左隻があるんですが、右隻が微妙に右肩上がり、左隻では一転してぐぐっと右肩下がりになっています。右隻は仰る通り雄渾な安定感、左隻は細やかな動きを感じるような気がしますね。

  • 久里様 
    こんにちは。
    参考の絵を全て見てきました。
    燕子花だけ、橋あり。やはり違いますがバランスがいいですね。
    リズム感もあります。そんな視点で見たことがなかったので新鮮でした。

    四季草花図屏風の美しいこと。
    日本人が好むリズム(構図)に合ってるのかなって思います。
    五、七、五、七、七みたいな。感覚です。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    見てきていただいたんですね。どの絵にも、それぞれの魅力がありますよね。
    「バランス」という見方もできますね。どこに何を置くかというセンス。現代アートのなかにこっそり紛れこませても違和感なさそうです。
    五七のリズムみたいという直感も、すごいですね。琳派の美は、音楽とも相性がいいような気がします。