久里様
こんにちは。
参考の絵を全て見てきました。
燕子花だけ、橋あり。やはり違いますがバランスがいいですね。
リズム感もあります。そんな視点で見たことがなかったので新鮮でした。
四季草花図屏風の美しいこと。
日本人が好むリズム(構図)に合ってるのかなって思います。
五、七、五、七、七みたいな。感覚です。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
見てきていただいたんですね。どの絵にも、それぞれの魅力がありますよね。
「バランス」という見方もできますね。どこに何を置くかというセンス。現代アートのなかにこっそり紛れこませても違和感なさそうです。
五七のリズムみたいという直感も、すごいですね。琳派の美は、音楽とも相性がいいような気がします。
久里 琳さま
こんにちは。
「わかる人にしたら、そのものずばりのシーンが描かれているのは野暮だ、という審美観」
絵画の枠を出て、いろんな芸術から日常のちょっとした遊びにも、この類推の粋というものはあるなあと思いをはせました。
『燕子花図屏風』はリズムの躍動感に加え、燕子花が緩急つけながら微妙に右肩上がりで配置されているのも、安定感をもたらす原因なのでしょうかね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
類推の粋、たしかに! 和歌なんかでも単語ひとつで名所や古典を匂わしたりするので、それに近い感覚だったのかもしれませんね。
『燕子花図屏風』は六曲一双(6枚組の屏風が2つで1セット)で右隻・左隻があるんですが、右隻が微妙に右肩上がり、左隻では一転してぐぐっと右肩下がりになっています。右隻は仰る通り雄渾な安定感、左隻は細やかな動きを感じるような気がしますね。