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九相図というのですね。
夢野久作の「ドグラ・マグラ」にそういう絵の描写があって、個人的な感想としてはなんて悪趣味なと思ってましたが、実在すると知って「おおぅ・・」と思った記憶があります。
できれば生の喜びだけ見て生涯をやり過ごしたいと思いつつ、、
道路の真ん中で轢殺されている※凹★#とか、植え込みで腐敗して次第に骨と皮になっていく&凸☆%とか、眉をひそめつつ観察せずにいられない自分もいるわけで、
メメントモリは人間の奥底に植え付けられた思想(?)なのかもしれませんね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ありましたね! たしかにドグラ・マグラに。あのお話では、むしろ愛への執着に囚われる方向だったような、、それにしても強烈なお話でした(^^)
そう考えると、仰る通り死の実相をつい見極めようとしてしまう欲求が人にはあるのかもしれず、、メメントモリは解脱よりも生への執着が動機なのかな・・・?とか考えてしまいますね。
久里 琳さま
こんにちは。
「病葉趣味」! 虫食いの葉っぱやら、傷んだ植物やらにも無常という意図が込められていることがあるわけですね。
造形美に魅せられた場合もあろうとのこと、こちらは身をもって感じます。枯れかけたり、傷みかけたりしたものって、意外な美しさにはっとさせられることがあります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
絵に意味や精神性を持たせがちな東洋絵画なので(西洋絵画にもそういう面はありますね…)、無常を表すのも好まれたようです。
とはいいながら、造形美が主な動機ということは多かったんじゃないかなと思います。仰る通り、妙な生々しさと美しさがありますよね。