第13話
ウクライナ国内での戦況はウクライナ側圧倒的優位で進んでいた。今の所ロシア軍がマリウポリに向かって進んできているため自衛隊が身動きを取れないという事態以外は全てウクライナに反転攻勢は順調に進んでいる。またロシア軍は樺太にやってきた自衛隊によりかなり消耗させられていて一部の兵を日本に樺太を全部取られて北方領土も攻められ始めているため東に送り返していた。しかし流石に戦場での通信はとても遅いためかあるいはただただ反抗したいだけなのかもしくは軍を簡単に引き抜けないからかロシア本国から来た命令が実行に移されるのは1週間から2週間後になっていた。ロシアは基本的に全てのことに後手に回っていた。
そして海自とウクライナ海軍は希望した市民を船に乗せてオデッサに逃す準備と塹壕などを掘って迎え討つ準備をしていた。とはいえど逃げようとしている人たちは子供やその親だけだ。もうマリウポリにいて逃げたい人の多くは既に逃げ終わっていた。そして多くの住民は彼らも戦うと言ってパルチザンとなっていた。
また元々いたアゾフ大隊やウクライナ海兵隊の基地を見つけてそれらを改装して守る準備を着々進んでいた。そこへ遂に偵察用ドローンからロシア軍到達のニュースが流れ込んできた。
そしてそのニュースの2時間後、ロシア軍が大砲や榴弾砲を撃てる範囲に入ってきた。ただ海上から来た都合上ウクライナ海軍はそこまで弾薬や大砲を持っていないし海自もそもそもそこまで保有していないため無闇には打てない状況だ。そして遂にマリウポリの戦いの火蓋が切られようとしていた。
ただ幸いなことにロシア軍は普通に地雷原に突っ込んでいくのでそれによって多くの戦車などが壊れていた。そしてその地雷原の一部はロシア軍が作り上げたものでもあったので自分たちの行動が自分の軍を苦しめているという同士討ちのような状況だった。とはいえ何度も繰り返しているがロシア軍はウクライナ軍より圧倒的に多いしマリウポリに接近してきているのは変わらない。
そして遂にウクライナ海軍がロシア軍と接敵した。ウクライナ軍の偵察部隊とロシア軍の偵察部隊が遭遇。そしてウクライナ側は情報を教えない為に発砲。それにより銃撃戦が発生。森林の中でお互い姿が見えないまま始まった。
ババババババン、バババババン、バババババン、バババババンと銃声が続いた。そしてウクライナ軍もロシア軍もどちらも怪我人がで始めた。ただそこでロシア軍が問題行動?を起こした。
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何がロシアの問題行動なのかは来週のお楽しみです。
来週も読んでください♪
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