第38首 右近(拾遺集)
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
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あなたに忘れられる我が身のことは何ほどのこともありませんが、ただ神にかけて (わたしをいつまでも愛してくださると) 誓ったあなたの命が、はたして神罰を受けはしないかと、借しく思われてなりません。
(出典:百人一首.com)
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悔しい。
呪ってやると。
何度。
思ったことでしょう。
ふふ・・・。
そんなこと。
私にできるなら。
こうして。
一人、泣き暮らしてはいません。
貴方の笑顔が。
たとえ、私以外の方に向けられているとしても。
もう一度。
そう、もう一度。
見たい私なのです。
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右近(うこん、生没年不詳)は、平安時代中期の女流歌人。父は右近衛少将藤原季縄。
醍醐天皇の中宮穏子に仕えた女房で、元良親王・藤原敦忠・藤原師輔・藤原朝忠・源順(みなもとのしたごう)などと恋愛関係があった。960年(天徳4年)と962年(応和2年)の内裏歌合・966年(康保3年)の内裏前栽合(だいりぜんざいあわせ)などの歌合に出詠、村上天皇期の歌壇で活躍した。
※ウイキペディア フリー百科事典より
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