第37首 文屋朝康(後撰集)
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
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(草葉の上に落ちた) 白露に風がしきりに吹きつけている秋の野のさまは、まるで糸に通してとめてない玉が、美しく散り乱れているようではないか。
(出典:百人一首.com)
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弾ける。
弾けました。
私の気持ちが。
貴方への想い。
美しいかは、分からないけど。
光の散乱のように。
眩しく。
とても、眩しく。
飛び散ったのです。
貴方は。
どうか、貴方が。
この想いを。
拾い集めてくれますように。
切に。
祈るばかりです。
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文屋 朝康(ふんや の あさやす)は、平安時代前期の官人・歌人。縫殿助・文屋康秀の子。官位は従六位下・大膳少進。
※ウイキペディア フリー百科事典より
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