第37首 文屋朝康(後撰集)

白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける


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(草葉の上に落ちた) 白露に風がしきりに吹きつけている秋の野のさまは、まるで糸に通してとめてない玉が、美しく散り乱れているようではないか。


(出典:百人一首.com)

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弾ける。

弾けました。


私の気持ちが。


貴方への想い。

美しいかは、分からないけど。


光の散乱のように。


眩しく。

とても、眩しく。


飛び散ったのです。


貴方は。

どうか、貴方が。


この想いを。

拾い集めてくれますように。


切に。

祈るばかりです。







※※※※※※※※※※※※※※


文屋 朝康(ふんや の あさやす)は、平安時代前期の官人・歌人。縫殿助・文屋康秀の子。官位は従六位下・大膳少進。

※ウイキペディア フリー百科事典より


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