第32首 春道列樹(古今集)

山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり


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山あいの谷川に、風が架け渡したなんとも美しい柵があったのだが、それは (吹き散らされたままに) 流れきれずにいる紅葉であったではないか。


(出典:百人一首.com)

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美しい物を目にすると。

私は嬉しくて、近寄ってしまいます。


紅葉の模様が。

色々なものに見えて。


更に。

嬉しくなったのです。


まるで。

貴方の表情のように。


私の胸を。

いつも、ときめかせてくれるのです。


貴方は今。

何をなさっていますか。


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春道 列樹(はるみち の つらき)は、平安時代前期の官人・歌人。主税頭(一説に雅楽頭[1])・春道新名の子。官位は従六位下壱岐守。

延喜10年(910年)に文章生となり、大宰大典を経て、延喜20年(920年)に壱岐守に任じられたが、赴任前に没したという。


※ウイキペディア フリー百科事典より




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