第15首 光孝天皇 (古今集)

君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ


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あなたのために春の野に出て若菜を摘んでいましたが、春だというのにちらちらと雪が降ってきて、私の着物の袖にも雪が降りかかっています。 (それでも、あなたのことを思いながら、こうして若菜を摘んでいるのです)


(出典:百人一首.com)

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手が冷たい。

でも、それが嬉しいのです。


貴方のために。

何かをしている。


ああ・・・。


私の恋心を。

くすぐるのです。


あどけない笑顔を。

私に向ける貴方に。


すこしくらい。

伝わるといいのに。


・・・クシュン!



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光孝天皇(こうこうてんのう、830年〈天長7年〉- 887年9月17日〈仁和3年8月26日〉)は、日本の第58代天皇(在位:884年3月4日〈元慶8年2月4日〉- 887年9月17日〈仁和3年8月26日〉)。諱は時康(ときやす)。


仁明天皇の第三皇子。母は藤原総継の娘、贈皇太后沢子。


略歴

幼少より太皇太后橘嘉智子の寵愛を受ける。843年(承和10年)、父仁明天皇の御前で元服して親王となり、四品に叙せられる。以後、中務卿、式部卿、相撲司別当、大宰帥、常陸太守、上野太守と、親王が就任する慣例となっている官職のほぼすべてを歴任し、 882年(元慶6年)、一品に叙せられ親王の筆頭となった。


※ウイキペディア フリー百科事典より


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