第9首 小野小町(古今集)(表紙付)

挿絵を兼ねた表紙を描いてみました。

イメージを共有いただければ幸いです。


https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16817330657616875036


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花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに


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花の色もすっかり色あせてしまいました。降る長雨をぼんやりと眺めいるうちに。


(出典:百人一首.com)

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私は美人?

私は魅力的?


聞いてみたいけど。


私の中の。

嫌な自分が押しとどめます。


そうして。

いい、人を演じているうちに。


時が。

残酷にも過ぎてしまいました。


長い雨のように。


貴方は。

そんな私を。


今も。

想ってくれるのでしょうか。




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小野 小町(おの の こまち、生没年不詳)は、平安時代前期9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。 

    

人物像

岳亭春信による小野小町

小野小町の詳しい系譜は不明である。彼女は絶世の美女として七小町など数々の逸話があり、後世に能や浄瑠璃などの題材としても使われている。だが当時の小野小町像とされる絵や彫像は現存せず、後世に描かれた絵でも後姿が大半を占め、素顔が描かれていない事が多い。


一方で小野小町は美女の代名詞として定着しており、地域や店の看板娘のことを「○○小町」と呼ぶ慣習がある。


※ウイキペディア フリー百科事典より


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