第7首 安倍仲麿(古今集)(表紙付)
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天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
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大空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月はきっと故郷である春日の三笠の山に出た月と同じ月だろう。(ああ、本当に恋しいことだなあ)
(出典:百人一首.com)
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遠い異国の地で。
故郷を想う。
もう、二度と帰らないとは分かっているけど。
それでも。
三笠の山に出る月を。
もう一度。
みたいと、思うのです。
貴方は。
今頃。
どう、なさっているでしょうか。
どうか。
お元気で。
お休みなさい。
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阿倍 仲麻呂(あべ の なかまろ、文武天皇2年〈698年 - 宝亀元年〈770年〉1月)は、奈良時代の遣唐留学生。姓は朝臣。筑紫大宰帥・阿倍比羅夫の孫。中務大輔・阿倍船守の長男。弟に阿倍帯麻呂がいる。
唐名を「朝衡/晁衡」(ちょうこう)とする。唐で国家の試験に合格または推挙で登用され唐朝において諸官を歴任して高官に登ったが、日本への帰国を果たせずに唐で客死した。
なお小倉百人一首では阿倍仲麿と表記される。
※ウイキペディア フリー百科事典より
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