第4話 魔法スキルと名称未定
「やっぱ魔法と言ったらこれだよな。ちなみに下ってついているのは何か意味があるのか?」
『雷魔法を取得しました。サンダーボールが使えるようになります。すべての魔法は7段階に分かれています。
例えば雷魔法だと、雷魔法の上、中、下があり、その上に雷電魔法の上、中、下があり、さらにその上に、神鳴という魔法があるという具合ですね。』
「神鳴に魔法はついてないのか?」
『最上位の魔法は、全て2文字です。理由はよくわからないのですが。
他の魔法は、爆炎、氷河、竜巻、大地、次元です。
それぞれ、300000000DP(3億DP)、次元だけ600000000DPなので、そのうち取ってみては?次元は特におすすめですよ。』
「いやいやいや、何をもって取れると思った?1000DP貯めるのにも一苦労するような奴が、そんなに貯められるわけ無いだろ?」
『ふふっ、まあそうですね、、、今はまだ、ね。』
「ん?何か言ったか?よし、魔法はどうやったら打つことができるんだ?」
『魔法にを打つ方法は二つあります。一つは、消費MPが決まっている、オートモード、もう一つは、範囲、MP、方向などを自由に決められる、フリーモードです。《カイト》様は先にオートモードで魔法を撃つコツを身につけた後、フリーモードで使うのが良いかと。』
「じゃあ早速、オートモード、サンダーボール!!」
ビチチ、バチッ、ドンッ!!
「グギャアアァァァ、、、」
サンダーボールは召喚されていたゴブリンに当たると小さく弾けて、ゴブリンの腹に大きな穴を開けた。
「めっちゃかっこいいな、これで一番下って、最高かよ。今のでなんとなくわかったし、次はフリーモードでやろっかな?」
『ちょ、まt「フリーモード、サンダーボール。」』
俺がイメージしたのは弾丸だ。なるべく球を小さくすることで貫通力を高め、余ったエネルギーは全て速度に回した。
チュインというレーザービームのような速さで放たれた雷の弾丸は、ゴブリンに一切の反応をさせず、命を刈り取った。
「は?」
『すごいですね、普通なら2、3日じっくりとオートモードでコツを掴んでから、フリーモードに移行するのですが。まさか一回でコツを掴んで、魔法をアレンジするなんて。下手したら暴発してもおかしくなかったのに。』
「ちょっと待て、ちょっと待て、なんだよあの速さ!どう考えても下級魔法の速度じゃなかっただろ。しかも、暴発!?危険があるなら早く教えてくれよ!」
『ああ、言うのを忘れていました。魔法にはそれぞれ、特色があります。
火系統なら威力、水系統なら持続力、風系統なら効率、雷系統なら貫通力です。
空間系統はバランスがいいので、なんとも言えませんが。
今回なら、貫通力に優れた雷魔法に、さらに貫通力を加えたため、こうなってしまったと言うことです。』
「まあいいや、とりあえず、ゴブリン100匹倒して魔法スキルのレベル上げするか。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「よし、やっと終わった。さて、どうなったかな?」
(ステータス、オープン)
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歳 18
種族 人間・ダンジョン
L v 5 次のL vまで 31
HP 550/550 MP 440/440
物理攻撃力 135(+20)
物理防御力 55(+20)
魔法攻撃力 120(+100)
魔法防御力 40(+20)
素早さ 60(+20)
器用 60(+20)
運 50(+20)
DP 904 10DP/ h
【スキル】
▷ノーマル (G〜D)
雷魔法」・下(E)Lv4
▷レア (C)
▷エピック (B)
▷レジェンド(A)
▷ワールド (S)
ダンジョン編集Lv1
▷ミソロジー(SS)
名称未定
【称号】
ダンジョンと共に
先進者
__________
「お、レベルが2も上がってるし、スキルも、3上がってる。いい感じだな。そろそろ、この名称未定スキルのことも考えるか?」
__________
▷名称未定
ランク SS
効果未定
名称決定権限、効果決定権限 柳海斗
__________
「うーん、やっぱ、使い勝手のいいスキルにしたいよな。よし、決めた。スキル名は、《確率操作》。効果は、ありとあらゆる確率を、自分の好きなように操作できる。だ!」
__________
▷確率操作
ランクSS
ありとあらゆる確率を見ることができる。
また、その確率を思い通りに操作することができる。
変えた確率は本人、または本人が意思を持ってかけようとした人に限定される。
__________
「よし、じゃあ早速使ってみるか。」
そう言って取り出したのはスマホだ。
ちょうどイベント最中のソシャゲがあって。どうしても欲しいキャラがいたのだ。
「《確率操作》」
__________
【URキャラ】
桜吹雪 キリシュ・シュトルム 0.1%
英雄王 ヘルト・ケニーヒ 0.01%
電雷龍 ドナーリア 0.01%
風嵐龍 ストームジア 0.01%
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【SSRキャラ】
真理の番人 ワーハイド 0.1%
秩序 べフェーディア 0.1%
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【SRキャラ】
火の巫女 フラム 0.5%
姫騎士 リター・ルンレース 0.5%
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・
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【Nキャラ】
名無しの騎士 77.9%
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(桜吹雪 キリシュ・シュトルム の確率を100%に)
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【URキャラ】
桜吹雪 キリシュ・シュトルム 100%
英雄王 ヘルト・ケニーヒ 0%
電雷龍 ドナーリア 0%
風嵐龍 ストームジア 0%
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・
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・
【SSRキャラ】
真理の番人 ワーハイド 0%
秩序 べフェーディア 0%
・
・
・
・
【SRキャラ】
火の巫女 フラム 0%
姫騎士 リター・ルンレース 0%
・
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・
【Nキャラ】
名無しの騎士 0%
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「おぉ、すげぇ。10連しよっと。」
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「ふふっ、ねえ見て、綺麗じゃない?私、桜の花びらが一番好きなの。あなたはどう?」
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「ちゃんと10回当たった!これでもっとレベル上げが捗るぜ。
それにしても本当に可愛いな。こんな彼女がいたらいいのに。」
『これは凄まじいスキルですね。・・・私が、この姿で実体化すれば・・・』
「?何か言ったか?それよりも、このDPで出せる召喚魔法陣ってある?」
(聞こえてるんだよな〜)
『召喚魔法陣は出せませんが、モンスターなら出せます。
メタルマシンと言うのですが、ステータスがほぼ全て1でDPも1の代わり、物理防御力、魔法防御力がどちらも9999なのです。
このモンスターは獲得経験値がとにかく多く、一匹につき、100の経験値を落としてくれるんです。
防御力はクリティカルで無視できますから、このモンスターでレベル上げをしませんか。』
「そうだな。メタルマシン、召喚。」
「ギギッ。」
「《確率操作》クリティカル率を100%に。よっ。」
確率操作でクリティカルになった俺のパンチは綺麗にマシンを撃ち抜いた。
『レベルが5から7へ上がりました。』
「よし、今日は日曜だし、一日中こもってみるか。ナビ、今日の23時になったら教えて。」
『了解しました。』
「メタルマシン召喚、はっ、メタルマシン召喚、ひっ、メタルマシン召喚、ふっ、メタルマシン召喚・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『《カイト》様、時間になりました。』
「メタルマシン召喚、おらっと、あ、もう23時?早いね、全然疲れなかったよ。十何時間もやってたのに。」
『それはレベルアップの影響でしょう。レベルアップすると体力や、減ったHP、MPは回復しますから。』
「よし、じゃあどれぐらいレベル上がったか、見ていきますか。」
__________
歳 18
種族 人間・ダンジョン
L v 69 次のL vまで 199
HP 7590/7590 MP 7480/7480
物理攻撃力 3335(+3200)
物理防御力 695(+640)
魔法攻撃力 760(+640)
魔法防御力 680(+640)
素早さ 700(+640)
器用 700(+640)
運 690(+640)
DP 1054 10DP/ h
【スキル】
▷ノーマル (G〜D)
雷魔法」・下(E)Lv4
▷レア (C)
▷エピック (B)
▷レジェンド(A)
▷ワールド (S)
ダンジョン編集Lv1
▷ミソロジー(SS)
確率操作
【称号】
ダンジョンと共に
先進者
鏖殺者・メタルスライム
__________
「いやいやいや、インフラえぐっ!」
『やっぱり、ステータスの伸び率が異常ですね。Lv69って、どれだけ才能があって、その上で一つのことに特化しても、ようやくどれか一つのステータスが700を超えるくらいのレベルですよ?
それなのに、マスターは、』
「あれ?呼び方変えたの?」
『はい、こちらの方が言いやすいので。嫌ならば戻しますが?』
「いや、今のままでいいよ。楽なようにして?」
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どうもkusarimeです。いや〜、頑張って1日2回投稿やってみたんですけど、やっぱキツかったです。
これから投稿頻度遅くなりますが、よろしくお願いします。
種族ダンジョンand人!?〜人の身のままダンジョンとなった男〜 腐り目 @kusarime
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