第6話
話は、5話のおわりのところから始まる。
アタシは、
くやしい…
すごくくやしい…
重度のキッチンドリンカーにおちいった義父は、朝から晩まで大量に酒をのんでワケの分からん言葉をグダグダグダグダ言いまくっていた…
あいつも家出して行方不明になった。
その一方で、義父が保証人になっている友人の借金の問題が放置されていた。
担当の弁護士さんに相談したあと支払い免除などの手続きを取った…
けれど、弁護士さんの返事まちの状態がつづいているのでどうすることもできない。
こんなことになるのであれば、結婚なんかするんじゃなかった…
時は、8月2日の昼過ぎであった。
この日、
午後からは会社の行事ごとの関係で半ドンであった。
しかし、
アタシは、夜7時からデリヘル店へ出勤する予定であった。
義父は、ものすごく危険な状態におちいった。
そんな中で、帰宅した
「もうしんどい…酒…」
疲れた表情を浮かべている
アタシは、やさしい声で
「
「なんぞぉ!!」
「今日は、早く終わったのね。」
「ああ、そうだよ!!」
この時、
テレビの画面に、テレビ愛媛のふるさとバラエティ番組の今治の市民のお祭り『おんまく』の特別生番組が映っていた。
アタシは、
それでも、アタシは
「
アタシは
思い切りブチ切れた
テレビの画面は、BSフジで再放送されている昔の東海テレビ制作の昼ドラのレイプシーンに変わった。
ドラマの主演の大河内奈々子さんの強烈な叫び声と布が思い切り破れる音が響いた。
し烈なレイプシーンを見たアタシは、その場に座り込んで震えまくった。
その後、
(ブチッ…)
アタシをイカクした
その後、のみかけのビールと未開封の缶をあけて一気にゴクゴクとのみほした。
アタシはこの時、
こわい…
ものすごくこわい…
その時であった。
(ジリリリン…ジリリリン…ジリリリン)
この時、うぐいす色のプッシュホンのベルが鳴った。
アタシは、電話に出た。
電話は
アタシは、にこやかな表情で応対した。
「はいもしもし…あっ、
アタシは、電話口にいる
「
「何だよぉ…オレは眠いのだよぉ…」
「
「ワーッ!!」
(ガシャーン!!ガシャーン!!ガシャーン!!)
アタシが言うた言葉を聞いた
思い切りブチ切れた
アタシは、泣き叫ぶ声で
「
「やかましい!!
し烈な怒鳴り声でアタシをイカクした
何が気にいらないのか?
それがよく分からないからものすごくこわい…
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