第18話 次のライブ決定
「いいよ!」
「陽さんいいんですか?」
蒼は小声で声をかけた。
「いいでしょ!行春もおっけーって言うよ!」
何やら陽は楽しそうだ。
「よし、じゃあ決まりだなー」
りょーはそう言うと振り返りまさ達にピースを見せた。
「今日は何だか疲れたなー」
「りょー頑張ってたからな」
「りょーかっこよかったよ、」
「ご褒美にチョコあげるよ。」
「サンキュー」
りょーはだんからチョコを貰った。
何だか嬉しそうだ。
「対バンでやる曲も決めないとだね。」
「「「そうだなー」」」
一方その頃、行春は家にいた。
「あー暇だな」
行春はベッドに寝転がりながら、読み終えた漫画を閉じた。
「もうライブが終わっている頃だよな」
トントン
ドアを叩く音がした。
「どうぞ」
ガチャ
「お兄ちゃ熱下がった?」
妹の
「とっくの昔に下がってる」
「そうなんだ!良かった〜!」
桜花が行春に抱きついた。
「離せよ」
「お兄ちゃのこと大好きだから離さない!」
「中3にもなってこんな事するって知ったら友達驚くぞ」
「別にいいもん!」
トントン
「どうぞ」
ガチャ
「え!?」
「「え!?」」
「りょー何で来たんだよ」
「何でってライブの報告だよー、それより2人とも何でくっついて「お兄ちゃが急に抱きついてきたの!1人で寂しかったってね!」」
りょーの話を遮るように桜花が話した。
「それは違うだろ、俺は寂しくないし」
「まあそんなことより今からライブの話するぞー」
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