第11話 倒れたんです
「そういえば新入生歓迎会ライブのセトリどうするー?」
「そういえば決まってなかったね。」
「「4月の夜に」は入れるとして、他なんの楽曲にしようね、」
「「無意識反応」入れてみてもいいと思う」
「そうだなー」
「僕やってみたい曲あってさ。」
「なんだ」
「「
「「アカメ」ってバンドの曲だよね、」
「あーアカメは知っとるよー」
「とりあえずやってみるか」
「そうだなー」
だんは飛ぶように喜んだ。
というよりもう飛んでいた。
「飛びすぎだろー」
「ジャンプしすぎて筋肉痛になっても知らないぞ」
「確かに喜びすぎだね、」
ガチャ
「大変です。行春さんが。」
薔薇バラの谷崎萌乃がベースを肩にかけたまま部室に入ってきた。
「どうしたんだー」
「倒れたんです。行春さんが。」
「「「「倒れたー!?」」」」
「倒れたんです。」
大事なことなので2回言った。
「明日はライブがあるんだったよなー?」
「そうです。もし行春さんが出られなかった場合りょーさん出てもらえませんか?」
「俺かー!?いいぜー」
「ありがとうごさいます。曲についての話をしたいのですが、今から時間ありますか?」
「あるぜー」
「良かったです。じゃあすぐ来てください。」
萌乃はりょーの手を引いて走り出した。
「みんなごめんなー、また明日なー」
ガチャ
「さすがりょーだな、」
「「うん」」
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