第149話 皆さんはX(Twitter)お好きですか?

ああ、好きだったアニメがなんと最終回らしい。

見なきゃ!話の続きがYouTubeの次回予告からして気になってたの!

……なーんて、かんじで……。

ガツガツ見たかったんですけどね。

わたしの趣味にはX(Twitter)をチェックする、というものがあるんですけど。

がっちり、タイムラインに生死が問われていたキャラクターの無事が報告されていたりするんですよ、アニメーターの方のイラストとお言葉と共に。


この子、飛び降りた描写があったけど「無事」だったってかいてある!(それは何より)


まあ、人が死なないバトルアニメも悪くない。好き。

米澤穂信の氷菓シリーズも学園ミステリで大好き。

ワンピースもそうだし。エースのことは物語上大事なシーンですが。


ただ、まあ。アニメーターの方のイラスト付きツイートはともかくの話として。

せっかくのタイムライン。

賑わっているうちに他の視聴者の意見も見とかないとファンたちの意見や「熱」が、過ぎ去ってしまう。それが怖い。「波」なんです。

あとからその「熱」、「波」は感じられないのです。

なにしろタイムラインなのですから。

だから、本編を見る前にそのタイムラインの意見をチェックしちゃう悲しい性があるわけですが。

本編、見てないんですよ。深夜放送だし。

先に見た人がタイムラインを沸騰させて、ガンガン熱く提供してくれる状態。

早く見ようにも電車の中でバトルアクション系とかは興奮したり残酷なシーンでパニックが誘発されないようにと見ないようにしてますし。第一に音が聞こえない。

ガタンガタン、と走行音がありますから。

そんなわけで、半ば楽しみにしていた最終回の内容に見当がついた状態で見るわたし。

なんか、情報って、時に好奇心と見ておかねば、という思いに対して残酷さと残念さを生む。

まあ、でも、タイムライン好きなんですけどね。

あれがないと好きなキャラクターの誕生日すら知らないですし。わたし。

あとニュースの見出し。

そして関連用語。

わかりやすい例えがないですが、スポーツ、野球が好きな人がいて、好きなチームが優勝するかも?という時の感動の波と熱を追いたいのに、当日は仕事や睡眠を取らなければならない生活リズムの維持により叶わず。

録画を楽しみにした状態で。

翌日他の人が気に入った画像や動画付き(切り抜き)で情報を見せてきて要点全部言ってきた、みたいな。でも、その「波」と「熱」には乗りたいから。


あ〜、ちゃんと全編自分で堪能してから見たい!聞きたかった!もう、自分の中の膨張していた思いがしぼんでいく!


それでも、他者の「今」を止めることも、目を逸らすことも、耳を塞ぐことも、できない。


まあ、Xに関しては。またそんな現実に関しては。


そんなに気になるアニメの最終回やスポーツの試合があるなら頑張ってそっぽむいて、ネットも現実の人の意見もシャットアウトして、余暇に楽しめばいいじゃん。

ということなのですが。


なかなか、他の人のホットな意見も、気になるもので。

考察、とかはちょっと気になって調べる時もあれば偶然見てそんな解釈が!と驚いたりして好きな時と嫌いな時があります。


ジブリの考察とか嫌いなものがあります。嫌いというと言葉が強いですが、とあるジブリ作品のこのシーンはこの意味だ、とある行為の後だ、とか。

実はこの世界は死後の世界だ、とか納得いくんだか、いかないんだか。

平和に眺めるように見ていたジブリに突如現れたスキャンダル、みたいな。

そんな描写や行為、今までの作品の流れであったかな、みたいな、YouTubeの動画に出会ってから、「作品の考察」動画は仕入れたくない情報まで運んでくる気がする、と警戒しております。

正しい、公式が公表している。

なら納得するんです。

考察動画の全部が嫌というわけではありません。

ただ、原作者、表現者の意図、大切にしたい。




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