第7回

アリア

「ヤヴァイです! ネタがありません! カーズどうしましょう!? ネタがないんです!」


カーズ

「え、いや俺はある程度予想できてたぞ。原作人気がまだまだなのにそんなに質問とか来るわけねーじゃん」


アヤ

「まあ……、読者もAmazonの売り上げも徐々に増えて来てるけど、上位にランクインされてる訳じゃないもんねー」


アリア

「もうー! 何ですかー二人のその達観した様な姿勢は!? 悔しくないんですか!?」


カーズ

「作者はSAOも転スラも抜くとか言ってるけどなあ。性格からして絶対諦めはしないから大丈夫だろうけどさ。最近はエッセイが上位に行ってたしなあー。日間・週間・月間でオール1位獲ってたし」


アヤ

「OVERKILLはもうすぐ100話行きそうなのにぽっと出のエッセイがいきなり好評過ぎたよねー。KAZUDONAのリアルなプロを目指す内容」


アリア

「作者も浮気をして―! ここで私を愛でるという意図に反していますね。ちょっと奥義かまして来ます」


カーズ

「やめろ、殺す気か! 打ち切りになるだろうが」


アリア

「それも止む無し!」


アヤ

「落ち着いて、アリアさん。新規読者様が増えた御陰でコメントは増えてるから、そこから質問に持っていこう? それに今回のゲストは?」


アリア

「あ、そうでしたねー。じゃあ今回のゲストは猫耳の獣人にして神魔大戦にも参加していた元呪われし剣聖の魔神だった、『なのさー』が口癖のイヴァことイヴァリースとアヤちゃんの武器としても活躍してくれる精霊の元フルーレティことルティに来てもらってまーす! ハーイ! どんどんどん、ぱふぱふ、どんどんどん!!!」


イヴァ&ルティ

「「よろしくお願いしまーすやでー/なのさー」」


カーズ

「アリアのノリが良くなった。ゲスト紹介は成功だな」


アヤ

「二人はまだ色々と謎が多いもんねー」


イヴァ

「謎ってなんかあったかなーなのさー?」


ルティ

「うーん、わからへんなあー」


アリア

「既に謎を振り撒いてますけど……、とりあえずルティの話し方、関西弁に聞こえるのはどういう仕組みなんだろうという質問は結構来てますねー。じゃあルティの答えをどうぞー」


ルティ

「ウチは元々クラーチの北西の方にある大雪原に住んでてん。その地域のネロスやハイデンベルグの方言やなー。おもろい話し方やったから人族の街に遊びに行ったときとかに憶えたねん。ちゅーことでこれは北部西大陸ウエストラント弁やな。キャラが立っててえーやろー?」


カーズ

「へえー、まだ行ったことのない地域だけど、そういう方言もあるんだなー。そう言えばアヤも前世は関西出身だったよな?」


アヤ

「私は南の太平洋側だからちょっと違うけどねー。ルティほどこてこてじゃないよ。それに記憶を失っていた数年間であんまり覚えてないねんなー」


カーズ

「普通に出てるなー。ルティとコンビ組んでから結構経つから感染してるやないか」


アリア

「まあまあ、よかですわー。みんな関西弁ノリで話したら楽しいでっしゃろ?」


カーズ

「お前のは無理がある。無理矢理変えるな。混乱するわ」


アリア

「じゃあ次はイヴァへの質問にいってまいましょー」


カーズ

「やめろ。喋りを元に戻せ」


アリア

「ぶー、仕方ないですねー。イヴァは記憶が余りないそうですが、神魔大戦に参加していた程ですから私よりも遥かに長生きですよね。PT最年長じゃないですか?」


イヴァ

「うーん、でもずっと封印されて眠ったまま大迷宮の最下層に移動させられていたから、記憶も曖昧なのさー。どうして魔神にされたのか? ライトブリンガー(※イヴァの愛剣SSランクの神器とも引けを取らない聖剣)に呪いをかけて意識まで乗っ取られたくらいだから、七色の魔神の誰かかも知れないのさー。出会ったらぶった斬ってやりたいのさー」


カーズ

「なるほどな、呪いをかけた上でファーレがティミスに撃ったと言われる伝説の魔帝幻朧拳まていげんろうけんとやらで操られた可能性もある(※四章参照)。えげつない真似をしやがるな。いつかぶつかる可能性も高い。修練は欠かせないなー」


イヴァ

「剣技は覚えているから闘うことはできるのさ。でも奥義が思い出せないのさー、うーん」


アヤ

「イヴァの聖剣技は強力だから問題ないだろうけど、奥義という奥の手が使えないのはツラいねー」


アリア

「私が魔眼で失われた記憶の蓋を開けてみましょうかー? 何か思い出せるかも知れませんよー?」


カーズ

「却下だ。お前が絡むと碌なフラグにしか聞こえねー。魔人だった時の思い出したくない様な記憶まで戻ったら可哀想だろ。使ってたら何かの切っ掛けで思い出すこともあるさ。体で繰り返し鍛錬して覚えているんだ、そうそう全てを忘れることはないさ」


アリア

「カーズは相変わらず甘いですねー。まあ仲間思いですからねー」


カーズ

「いや、当たり前だろ? だからこそPTが成り立っているんだしな。それに何故かお前までSSランクになるとか意味不明だわ」


イヴァ

「ベヒーモスは太古から地の底に巣を作って、街中に突然穴を空けて現れたりする危険な魔獣なのさ。青が雑兵、赤がクイーン、黒がキングという数は少ないけどSランク冒険者数人でやっと倒せる程の凶悪な魔獣なのさー、しかも冒険者の質も遥か昔に比べると下がっている気がするのさー。でも今回の大魔強襲スタンピードはPTみんなが神気の攻撃ができるから楽勝だったけどねーなのさー」


カーズ

「おおーさすが大破壊オーヴァードライヴ前の大世界を知っているだけのことはあるなあ。当時の方が世界は荒れていたのか?」


イヴァ

「神と魔神の争いが茶飯事だったし、人族も悪魔達との闘いもあって修練の日々だったのさ。『大いなる意思』は争いを眺めて楽しんでいたのかも知れないのさー」


アヤ

「そうだよね、その存在が謎過ぎる。神を創造しただけならいいけど、敢えて対立する存在を神よりも多く生み出している。悪意に影響される人族も少なからずいたはずだもんね」


ルティ

「七色の原初の魔神がゼニウス様の調査で明らかになれば、その地球に乗り込んでやっつけたらいいねん。簡単な理屈やでー」


カーズ

「本編でも触れたけど、ベテランの神に成りすましている可能性も高い。それに地球みたいな人口過密な星で俺らのスキルやら魔法に奥義をぶっ放したら巻き込まれる人が大量に犠牲になる。どうにかして誘き出さないとな」


アリア

「その辺はゼニウスのジジイに任せましょう。あんなのでも大神ですからねー。役に立てと言ってやりたいですよ」


カーズ

「お前はオッサンいないときにはメチャクチャ言うよな。でも今度悪さしたらチクるからなー」


イヴァ

「戦力も充実して来たし、負ける気はしないのさー。ぶち(※あきこさん、OVERKILLにぶちを使わせて頂き感謝致します!)もいるから幸運値は爆上がりなのさー」


 異次元倉庫ストレージからぶちを取り出してモフモフし始めるイヴァ。俺にも寄こせ。『なー』と鳴きながらこっちにジャンプして来たぶちを抱き止める。うーむ、この絶妙なぶちゃいくなところが可愛くてたまらん。


カーズ

「そうだ、ぶちを召喚獣扱いにしたらどうだろう? ただの猫の状態だと異次元倉庫に入れるしかないけど、なんか可哀想だし。能力値が上がれば戦力になるかもだしなー。早速契約だ」


『なー』と鳴きながら俺の神格に光の粒子となって吸い込まれた。これで安全だな。(※この下りは本編でもやります)


アリア

「今回は結構まともな話で終わりましたねー。不完全燃焼ですよ!」


カーズ&アヤ

「「あれだけ実況で好き勝手やってたのに……」」


ルティ

「ほなオチがついたところでー」


イヴァ

「これからもー」


カーズ・アヤ・アリア・イヴァ・ルティ

「「「「「OVERKILL(オーバーキル)

~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~

https://kakuyomu.jp/works/16817330653523704177

をよろしくお願いします/やでー/なのさー」」」」」



アリア

「もっと笑いが欲しいですねー」


カーズ

「お前の笑いは迷惑でしかないと自覚しろ」


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