⑥終わりを迎えうつ

あなた(城ヶ崎)サイド


 時はスタート地点に戻る時まで遡る。

「この空間は二つの観点が肝となる。

 危害を加えないこと、それとダンボールの壁を破壊しないことだ。」


「それって当たり前な気がする、そんな当たり前のことをキメ顔で語られても」

「え、そんなにキメ顔だった、、?ごめん」

「いいよもう、でなんでそれが肝になるの」

「ようは危ないことをさせない、予算からはみ出るなっていう暗黙の了解は常識としてみんな持ってるわけよ。だからね、そのギリギリを狙うんだよ」


「壊さず、壁移動。

これをしたら最後だ。絶対にそっちに気が向く。赤石は押して二人の前に出るんだ。そして打たれれるところを必ず仕留める。最後は必ず仕留めて勝利を貴方様に必ずや勝利を。」


現在

 ズズズ

 「あ、」

 赤石撃破

「うわぁ」

 少し大袈裟に倒れた。

 ふっなんか笑える。

2-2

2-1


このチャンス逃すわけにはいかない!

 シャーー

 相手もすかさず打ってくるがもう遅い!

神撃破

 グデンと少しリアル気味に倒れた。

 意外と演技派、、

1-1



 ウォーーーー!

 ウォーーーー!

 相手も咆哮を上げる。

 しゃー……スコスコ

 あれ?

 弾切れ……

「終わりかな」

「うん、終わったね」


「終わりじゃなーーーい!

これは両者引き分け。

ボイスレコーダーに、壁を動かす?

いやいや、常識から外れているでしょ!どんだけ勝ちたいの!?

それに弾切れで終わるなんて初めてだし、一戦が長すぎだわ!

それにあと2秒で霧を流してたから弾切れしてなくても引き分けだったはずだ。

それよりお前ら壁、初期値に戻してこい!」

「「「「は、はいーーー!」」」」

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