第2話

「んーー」


ドアの前についてから思い出した

部屋片付けてない、!

普段家に誰か入れる事なんてないから片付けてる

わけがない。

昨日食べたカップ麺の容器も絶対そのままだ。

咄嗟に連れて来ちゃったけど、、


「ごめん!ちょっと待ってて」


女の子と手を離して部屋の片付けをしに家に入った


「あああもお散らかり過ぎ」


改めて気づいた。汚すぎる

これはここ、これはゴミ!なんだこれ

終わった頃には10分以上も時間が経過していた


「やば」


お酒臭かった部屋に最後、香水を振りかける

急いで玄関を飛び出した


「ごめんっ!あれ」


居ないと思ったらすぐ横に座って寝ていた

起きる気配がない

お姫様抱っこをして僕のベッドに連れていく


「軽っ」


肌は真っ白。足にはあざがあった。顔もめちゃくちゃ小さい。可愛い


「親か、」


女の子が話していた事を思い出した


喧嘩。怖い。あざ。


「虐待、、」


隣で寝ている女の子を僕は抱きしめた。




「おやすみ」




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