「ネコのうた」もっと早く読むべきでした。汐見さんがなぜ言葉を綴っておられるかがよく分かりました。
第11話 「詩/神という力」を読んで思ったことです。
人は、神があたかも人のように存在してほしいと思う。そこには手に届く言葉があり、初めと終わりが確かに示された命を預かることができる。でも、その思いに応えてくれる神は見えない。人は産み落とされた自分に、一生かけて出逢っていくという道を歩まされている。そこで私たちが見出していくものは、自らという枠を越えた願いに出逢うこと。そして、その願いが、神と一つになって、私たちに働きかけ、私たちを動かしてくれるのでしょうね。
第14話「うた」の末尾。「その輝きは、誰かが所有しているものではないが、誰にでも与えられているものだ」
元気づけてくれる、とてもいい言葉です。大切にします。
作者からの返信
aono-haijiさん、こんにちは!
小説としては上手くできてない作品を読んでくださりありがとうございます。なにしろ、情景描写を書くという事を(「シスナ」の方でもしばらく)忘れておりましたので。
まずは、aono-haijiさんの深い洞察に驚かされました。確かに私が思っていた事を捉えてくださっている。しかし、aono-haijiさんの一流の美しい言葉と哲学によって、さらに、意味深な意味を「ネコのうた」は持ちました。
神はなぜいつでも黙しているのだろう? と思います。神はいないという人がいます。しかし、このような世界で、死後にでも、神がいないと嘘だと思うのです。そうでないと、生まれて死ぬ事で、救われる人などいないのではないでしょうか。
コメント、ありがとうございます!
それでは。
この作品は本当に叙事詩的ですね!
どんなインスピレーションか教えてほしいです。
(ちょっと忙しくてコメント遅くなりすみません -.-)
作者からの返信
人それぞれ、ざまざまなインスピレーションがありますね!
とても面白いです。
皆さんがどんな感じで小説を描かれているのか?
それは分かりませんが、私は、感じるままに描いてます。
コメントありがとうございます!
では。