応援コメント

第12話 アストレイア」への応援コメント

  • アストレイアは怒りを両親にむけられるだけ幸せ、と言いたいのかもしれませんが、そんな言葉でネコちゃんが救われるとは思えません。
    ネコは現在進行形で苦しんでいるんだから、血がつながっていなくても、良い両親でうらやましいと思ったことでしょう。
    彼女が広い視野を持てるのは、もう少し先かな、と思います。

    両親に殺されそうになったアストレイアに出会ったからと言って、ネコが今抱えている問題が氷解するとは思わないのです・・・。

    作者からの返信

    アストレイアは、自分の弱さを吐露しました。
    彼女はいささかネコの境遇への共感が疎かになっていたのかもしれません。

    彼女も年若い未熟な少女です。

    ここは、ネコによるアストレイアへの救いでした。

    愛情を与えられるだけで満足する人もいます、与えるだけで満足する人もいます、ここでは、与え与えられることを理想としました。

    ネコとアストレイアに友情を持たせたかった。
    決してアストレイアがただ、ネコを諭すのでなく、ネコから、アストレイアに届けられるものもあるのだと。

    綾森さんのご指摘通り、ネコはここで、救われたわけではない……。

    あれ?と思ったことを言ってくださりありがとうございます。しっかり言ってくれる方は、それは優しさのような気がするのです。