第6話 弟と気持ち

家。


私だって人間だ。

嫉妬もするし、怒る。


人によって対応が違うこと。

怒るし、嫉妬する。



四年年の違う弟。


何でもできて、頼れる男の子。


他の人にはそう見える。


私と違って。



違うから、対応が違うのはおかしいのではないのだろうか。


夕食も、行事も、全部全部反映される。

私の意見じゃない。



嫌気が差している。



やめろと言っているのにやめない。

直せと言っているのに直さない。


気持ち悪い。



気持ち悪い気持ちが見える。


いつも私が叱るのだが、決まってめんどくさそうな目をしている。


「うるさいなぁ」


そう、思っているのだろう。



父の叱りはゆるい。

元が優しいところが、悪い方向に出ている。



宿題を時々しないことがある。

そういうことが何回も起きている。



だからといって



年上の人のことを舐めてもいいのだろうか。


対応を変えてもいいのだろうか。



機嫌で対応が変わるとかいうけど。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私と気持ちと。 しいな。 @siina_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ