私生活と私。

第5話 キーホルダーと気持ち

完全にはなさなくなった

親にも言った


自分の部屋で。


公園に行くことになった。母親からのバックを持っていくつもりだ。


....なんか寂しい。


そんなときに、思い出した。あいつからもらったもの。


「ロスはいけないよね!」


青色の、水をイメージしたようなキーホルダー。

使い道がないから。


チャックのところにくくりつけて。

階段を駆け下りる時。


カランっ!


なにか落ちた。見たらキーホルダーの一部だった。


「何?早く取って!!」


お父さんはキレ気味に急かす。


「ごめんごめん!大丈夫!!」


私は急いでそれを取って近くのトイレにこもる。

私は思った。


「私とあいつの関係もこうなのかな...」


私はあいつからすぐに離れたけど、あいつは私につきまとってたし...


これからも永遠に....


                               

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