私生活と私。
第5話 キーホルダーと気持ち
完全にはなさなくなった
親にも言った
自分の部屋で。
公園に行くことになった。母親からのバックを持っていくつもりだ。
....なんか寂しい。
そんなときに、思い出した。あいつからもらったもの。
「ロスはいけないよね!」
青色の、水をイメージしたようなキーホルダー。
使い道がないから。
チャックのところにくくりつけて。
階段を駆け下りる時。
カランっ!
なにか落ちた。見たらキーホルダーの一部だった。
「何?早く取って!!」
お父さんはキレ気味に急かす。
「ごめんごめん!大丈夫!!」
私は急いでそれを取って近くのトイレにこもる。
私は思った。
「私とあいつの関係もこうなのかな...」
私はあいつからすぐに離れたけど、あいつは私につきまとってたし...
これからも永遠に....
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます