第2話 デザインと気持ち

友達の友達は、はっきり言う。


デザインセンスが無い。


今の文章からは仲が悪い、嫌ってるみたいな文章だったけど、そんなことない。

人間、誰しも最初から仲が悪いわけではない。



あいつとだって、仲がいい時があった。

ホントは嫌だけど、あっちがグイグイ来るし...


仲がよかったらグループ行動を友にしようとする。


授業中。

グループでプレゼンテーションを作るときの出来事。


あいつが、青背景に黄色文字で説明を書き始めた。

きもすぎる。


「この色変えるね。ダサい。」


そういってから白背景黒文字にした。


「それは寂しいじゃん。色つけようよ。」

「後ででいい。」


よく考えたら、私もこんなことをしていたなって思った。

そしたら、こいつは、


ずっと成長していない子供だなって。

コソコソ嫌味を言われているのに気づかない。


仲がいいと勘違いしてるんだろうなぁ。



友達と、友達の友達が一緒に行動して、私だけ別ってのは仲いいとき、

なかったけど。


二人からは私がのけものに見えていたのかなぁ。


「自分を否定する嫌なやつだから...」



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