第3話【なんか同居者が増えました。なんで?】


はい。みなさんお久しぶりです。瑆です。え〜今僕はですね。『捻れ角の炎龍亭』という酒場?的な場所にいます。そしてアティシャさんに酔いダル絡みされてます。しかも愚痴をぶつけられながら・・・


アティシャ「聞いてくださいよ〜!店長ったらわらしにセクヒャラをいっつもしてくるんでしゅよ〜!」


瑆「まぁまぁ・・・アティシャさんとりあえず・・落ち着いて・・・」


アティシャ「わらしは落ち着いてましゅ〜!聞いてるんでしゅかあぁ!」


瑆「(こりゃだめだ・・・はぁ・・・って店長さんがこっちを見てる!?)店長さんも見てるんですから・・・ね?」


アティシャ「セキュヒャラてんひょうなんて知ったこっちゃないでdfp!」


瑆「呂律が回ってないや・・・はぁ・・・店長さん。お会計です。」


店長「お、おう。・・・頼む。このことは俺の妻には・・・」


瑆「多分・・・奥さんも気づいていらっしゃると思いますよ?みっちりしごかれてください。セクハラ店長さん。」


奥さん「ってことだよ。アンタ・・・みっちりシゴいてヤるから覚悟すんだね。」


店長「い゛やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


ーーーーーー住むことになった家(ボロ小屋)ーーー


瑆「ふぅ。とりあえず・・・アティシャさんは寝かさせてっと・・・」


アティシャ「Zzzzzzz」


ワイヴァーン《この女何もん?アタシの男に手ェ出すつもり?》


瑆「ヴェリヴェア。落ち着いて。この人は酔い潰れちゃったから僕たちの家で休ませてあげるだけだから。」


ヴェリヴェア《そうかい。ならよかったよ。っていうか人の姿になっておいた方がいい?》


瑆「その辺はヴェリヴェアに任せるよ。」


ヴェリヴェア《そうかい。なら・・・んん・・・こんな感じでいい?」


瑆「せめて服着てくれるかな!?」(顔逸らし!)


ヴェリヴェア「何さ・・・アタシの旦那様になるんだから別に舐め回すように眺めてもいいのに。」


瑆「・・・とりあえず服着て!」


ヴェリヴェア「むぅ・・・・わかったよ・・」


瑆「はぁ・・・とりあえずアティシャさんは寝かしておいてね?一応念の為に行っておくけど傷・・・つけたらわかってるよね?ヴェリヴェア」


ヴェリヴェア「んぅ・・うん。」


瑆「じゃあ僕はちょっと出かけてくるから。」


ヴェリヴェア「・・・あ・・・」


瑆「行ってきます。」


ヴェリヴェア「行ってらっしゃい。アナタ。」


瑆「僕は君の旦那さんじゃないんだけどなぁ・・・まぁいいや。」


ーーー森ーーー


瑆「さぁて・・・魔術の組み合わせ・・・色々試さないとね。《pedrl》《lrgled》《ntvpq》《ezqxb》《tqvxt》・・・うおっと・・・なんかゴーレム?できちゃった・・」


ゴーレム?「ゴグギガ・・・ガガ?」


瑆「・・・今使った魔術で生物って作れたっけ・・・組み合わせは無限大っていうのは本当だったんだ・・・」


ゴーレム?「グギ?(コテン)」


瑆「・・・えっと・・・とりあえずなんていうのかな・・・君の名前・・・う〜ん・・」


ゴーレム?「グギャ。グググ。」地面に書き書き。


瑆「ん?えっと・・・《ボクを作ってくれてありがとう。》・・・もう自我があるんだね。」


ゴーレム?「グググ。ギャギググ?」


瑆「《お父さんって呼んでもいい?》・・・う〜ん・・・じゃあ姿をちょっと弄ってもいいかな?人前でその姿じゃ避けられちゃうから。」


ゴーレム?「グググ。グギャギャギャ!」


瑆「《うん!ボクヒトと話したい!》・・・じゃあ・・・【pzqwt】【bqzte】【xpqex】・・・えぇ?なんでそうなるかな・・・」


ゴーレム?だったモノ「お父さん!これからよろしくね!」


瑆「なんでケモミミショタの姿になっちゃうかな・・・名前・・レームでいいかい?」


レーム「うん!ボク。レーム気に入った!ボク。これからレーム!エヘヘ」


瑆「(ビッシャァァァン!)グフッ・・・」


レーム「お父さん!?」


瑆「大丈夫。(レーム・・・君の場合その姿になっちゃったのもあるんだろうけど・・・ショタコンには気をつけさせないと・・・)」


レーム「?」


瑆「・・・レームは気にしないでいいからね。」


レーム「ウン!」


ーーー次回。レームくん。村に行ってショタコンに追いかけ回される(予定。)

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