9/3 Where will go Ohtani-san

 日本もアメリカもそろそろ最終コーナーに近づいてきている今シーズン。


 アメリカの方では、7月後半くらいから大谷翔平選手の話題ばかりという感じがあります。

 まずはトレードするかどうかという話題に始まり、エンゼルスが補強に回ってもダメで、肘の損傷で投手としてはシーズン終了、更にエンゼルスが今度は若手路線に切り替えてしまった、と話題に尽きません。


 投手としては今季絶望ですが、ここまで積み重ねたWARはどの媒体でもトップ独走でMVPもほぼ確実そうです。


 日本はもちろん、アメリカでもFAとしてどこに行くのか、というのは今オフ最大の話題になるでしょう。


 候補筆頭とされているのはロサンゼルス・ドジャース。

 昨年は大型契約を控えて資金に余裕があり、DHのマルティネスは一年契約で空きができる予定、しかも同じロサンゼルスなので大谷選手にとって負担が少ない等の理由があげられています。チームもここ数年は毎年プレーオフには進んでいるので本人が望むチーム成績も期待できます。


 となれば、決まりなのではないかと思えそうですが……うーん。


 緩いドジャースファン(兼ブレーブスファン)としては、できればパドレスとかメッツとかに移籍してほしいかなというのもあります。


 もちろん、個人としての力には疑いの余地はありません。今後、三年くらいはMVP候補になるだろうと思います。


 ただ、昨今の傾向は、とにかくスタメンの力というより、ベンチメンバー全員合わせた総合力で勝つ傾向にありまして、一ポジションをある程度回しつつ、特に投手陣は負担軽減しつつ回すというのが有効な印象があります。

 大谷選手はこれに完全に逆行してしまう選手でして、果たして、それが良いのか悪いのか、というのがあるんですよね。


 投手とDHともトップクラスというのはとてつもないのですが、両ポジションでそれなりの選手を一人取って、まあ、ある程度補えるというのがあります。

 ワールドシリーズを目指すチームはポストシーズンまであることと、これまでの後半戦落ちてしまう傾向を考えると、少なくともフル回転二刀流を貫くとチーム結果として結びつかないかも、という気もしてくるのです。


 だから、意外とメッツとパドレスの方が良いんじゃないかというのもあるんですよね。


 まずパドレス。今季は酷い成績でしたが、個々人は悪くありません。チームとしても勝ちに行っている状況なので、大谷を迎えてドーンと野心的に行けるというのが面白そうです。ダルビッシュもいますし日本人的にも応援しやすそうですね。

 ただ、サンディエゴはチャージャーズも含めて勝てない街という難点はありますが。


 メッツは今年大型補強して勝ちに行きましたが、見事にぽしゃりました。ただ、引き換えにプロスペクトを数人獲得したので二、三年後くらいが面白いと思うんですよね。プロスペクトには大谷も良い刺激になるんじゃないかと思います。

 もしかしたら山本由伸投手も取るかもしれませんし、千賀投手も含めた日本人ローテなんていう期待も出来そうです。というより、千賀投手も二、三年は期待できそうで、ピークが重なる感はあるんですよね。

 問題は同地区のブレーブスが我が世の春を謳歌しておりまして、まだしばらく続きそうというところでしょうか(汗


 と、まあ、適当に考察してみましたが、とりあえずヤンキースとレッドソックスに行くのだけは勘弁してください(コラ)

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