夢の話
ぶいさん
エミューの雛を収穫する話
25平米くらいの小さめの畑で紙コップを持って歩いている。土の上に生えている一抱えほどある大きさの植物。丸くギザギザした葉をかき分けると縞模様のひよこが出てくるので、それをバケツの中に収穫していく。畑からひよこがたくさん生えている。
キャベツや白菜のように外葉を剥ぐと芯の部分にほわほわして柔らかい羽毛に包まれたひよこがたくさん生えていた。新鮮なひよこ、弱ったひよこ、死んだひよこ。収穫したそばから死んでいく。収穫するまで生きていたのに。命とは儚いなあ。死んだひよこは売り物にならないので堆肥を作るところに持って行って捨てた。積み重なったエミューのひよこは他の野菜くずと一緒に長い時間をかけて分解されて肥料になり、またひよこを作る。
循環する命。サークルオブライフ。
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