このエピソードを読む
2023年5月3日 01:51
ほかのところでご指摘どおり、ぼくは太宰治の大ファンです。カクヨムのプロフィールも「恥の多い生涯を満喫中。」だったりします。自分とかけ離れた性質の太宰に惹かれるのは、きっと太宰の強烈な自己愛のせいだと分析しています。自己嫌悪の塊みたいな印象の太宰ですが、ぼくは強烈な自己愛の持ち主だと思います。だからこそ、落ち込んで身動きが取れなくなっているときなどは、太宰の文章に救われたりします。富嶽百景でも、富士山をこき下ろしておいて、そこからの言い訳がましい文章がたまりません。……などといったらかなり捻くれて聞こえるかもしれませんが。
作者からの返信
カイエさん、前に書きましたが、私が「富嶽百景」を書こうと思ったのは、カイエさんが賭け事を書いた作品に、奥様が「ごめんね」という場面がありましたよね。あの時に、太宰の婚約者のことを思い出したからです。読み返してみますと、思っていたよりおもしろくて、緻密で、純文学とはこういうふうに書くのだと思いました。カイエさん、この路線ですよね。
ほかのところでご指摘どおり、ぼくは太宰治の大ファンです。
カクヨムのプロフィールも「恥の多い生涯を満喫中。」だったりします。
自分とかけ離れた性質の太宰に惹かれるのは、きっと太宰の強烈な自己愛のせいだと分析しています。
自己嫌悪の塊みたいな印象の太宰ですが、ぼくは強烈な自己愛の持ち主だと思います。
だからこそ、落ち込んで身動きが取れなくなっているときなどは、太宰の文章に救われたりします。
富嶽百景でも、富士山をこき下ろしておいて、そこからの言い訳がましい文章がたまりません。
……などといったらかなり捻くれて聞こえるかもしれませんが。
作者からの返信
カイエさん、
前に書きましたが、私が「富嶽百景」を書こうと思ったのは、
カイエさんが賭け事を書いた作品に、奥様が「ごめんね」という場面がありましたよね。あの時に、太宰の婚約者のことを思い出したからです。
読み返してみますと、思っていたよりおもしろくて、緻密で、純文学とはこういうふうに書くのだと思いました。
カイエさん、この路線ですよね。