応援コメント

第1話 太宰と富士」への応援コメント

  • ほかのところでご指摘どおり、ぼくは太宰治の大ファンです。
    カクヨムのプロフィールも「恥の多い生涯を満喫中。」だったりします。

    自分とかけ離れた性質の太宰に惹かれるのは、きっと太宰の強烈な自己愛のせいだと分析しています。
    自己嫌悪の塊みたいな印象の太宰ですが、ぼくは強烈な自己愛の持ち主だと思います。
    だからこそ、落ち込んで身動きが取れなくなっているときなどは、太宰の文章に救われたりします。

    富嶽百景でも、富士山をこき下ろしておいて、そこからの言い訳がましい文章がたまりません。
    ……などといったらかなり捻くれて聞こえるかもしれませんが。

    作者からの返信

    カイエさん、
    前に書きましたが、私が「富嶽百景」を書こうと思ったのは、
    カイエさんが賭け事を書いた作品に、奥様が「ごめんね」という場面がありましたよね。あの時に、太宰の婚約者のことを思い出したからです。

    読み返してみますと、思っていたよりおもしろくて、緻密で、純文学とはこういうふうに書くのだと思いました。

    カイエさん、この路線ですよね。