第100話 新たな問題と女神の復活

なんとか会議が無事に終了して、

ホッとしている。

アルドです。



前もって各国に魔王軍がなぜ侵略を開始したかを報告して有った事が功を奏したのか、

はたまた、考える時間を与えられたのが良かったのか。


もしかしたら、エルザさんの歌声が人々の心に魔族の居場所を与えてくれたからなのか、


理由は様々だろうが、


大きな問題もなく「終戦」の合意が結ばれた。



〈善きかな、善きかな。〉



しかし、家族を殺されて故郷を奪われた旧帝国の人々の中に魔族に歩み寄れる者と、そうでない者に別れているし、

魔族の中にも魔王軍の行いを理解出来る者と、出来ない者もいる。


そして、皇帝一族はマリーおばさんぐらいしか残って居らず、


「帝国としての再建は難しい」となった。


しかし、皇族の血を引くエドさんが俺の領地に居ることと、俺が旧帝国を奪還した事もあり、俺の領地として、〈帝都再建と人材の育成をしてから帝国を復活させれば?〉と勝手な意見が首脳陣から飛び出した。


しかし、ジェイムスさんやマリーさんからは、

「帝国の国の形態にはこだわらない、ただ帝国の文化や伝統を引き継げる場所があれば…」


との意見から、


「じゃあ、やっぱりアルドくんに帝国領を任せて、魔王領に続く街道の南側の旧帝都を復興し〈旧帝国地方〉としてブルーベイル子爵家に預けて、


アルド君は北側で多民族国家を新たに作りなよ。」


となってしまった。


俺は、死ぬまでに何個町を作ることになるのだろうか?…


冗談でジーク様を困らせるアイデアとして帝国領を世界一にしてやる的な事を言った事は有ったけど…。


〈わかったよ!わかりました。


言い出しっぺですからやります。〉




となりまして、〈旧帝国領〉と現在の〈シルバニア伯爵領〉を合併して、


俺は、国王にされて、〈アルドニア王国〉を治める事になりました。


〈シルバニア王国〉だけは避けられたので良かった事にしますで


〈獣人たちが木のお家に住むメルヘンな国になりそうだからね。〉


カイン陛下からは、


「後で構わないからメインダンジョンは返還してね。」


と言われたが、土地の権利は返せるが、あの施設はもう俺の物だぜクックック


〈まぁ、メダリアの町も付けて返すけどね。〉


流石にダンジョンが無い国は辛かろう。


土地の事はそれで決定、

(仕方なしだけど…)



そして、戦争で怪我をして現在の生活が苦しい方々への賠償は…



「アルド君がフルポーション作って、元気にしてあげて、新しい国で雇用してあげたらは?」


とジーク様が…〈あのオヤジめ…〉


だが、仕方ない、そんなことも有ろうかとパパさんに「濾過」のスキルをダンジョンポイントで交換して、取得してもらい、コーバの街に溜め込まれていた屑ポーションと薬師組をアルドニアに運び、パパさんをポーション工場長として皆に働いて貰っている。


なので、フルポーションは売るほどある。


「解りました。フルポーションを提供して、元気になった希望者のみを雇用します。」


と、やけくそで了解した。


最後に、死んでいった者の慰霊碑を…


との議題に、


「もう、アルド君でいいじゃん 」


みたいな意見に、


「異議なし」


と、首脳陣が即決しやがった。



〈ざけんなよ!何で俺の関係ない戦争の後片付けを全部俺がすることに成るのよ?


おっかしぃーだろ!!〉


と、心の中で叫んだら、


ダザール様が二つ折れになるくらい頭を下げていた。


心が駄々漏れに成っていたようだ…



〈…もう、いいですよ!〉


と、ヤケクソ気味に、


「おいコラ、首脳陣よ

俺にばかり押し付けやがって、


やってやるよ、その代わりテレビの前の良い子の皆は、明日女神様の復活にチャレンジするから、


見事に復活して名前が決まったら、女神様の名前を呼んで、姿を思い浮かべながら〈早く女神様が元気になります様に〉ってお祈りしてあげてねぇ~



あと、ジーク様は後で少し話が在ります。


そこで、そのまま反省して待っておきなさい。」


とミミちゃんのカメラで世界に宣言した。


ほぼ、俺が泥を被る形で長年続いた人類の戦争は一旦終了となった。


〈まぁ、魔族に賠償は払えそうに無いからね…〉


疲れたから会議の終了を宣言して、エンディング曲代わりに、


エルザさんの曲 (旅の間に撮った良いとこ取りのミュージックビデオ)を流した。


謁見の間の貴族も解散して、ダザール様達とお茶の最中に


「急報っ!急報ですニャァ!!」


と足軽鎧を着込んだクロネコが現れた。


ヤマト魂を感じる姿だが、


クロネコというよりか〈オトモ感〉が凄い。


オトモクロネコは俺の前に駆け寄り、


「大変ですニャ、主神様がご乱心ですニャよ!


フク様やマイス様達をエメロード様達と同じ牢に入れてしまったのニャア!


そして、これをアルド君とダザール様に見せて来いと言われましたのニャ。」


といっていつものオハジキを渡してきた。



もう、主神は駄目だな…

俺は、この世界で過労死するのではないか?

と思うくらいに次から次へと厄介が舞い込む…。


まだまだ運が無いのかもしれない…


ただ、〈主神がご乱心〉らしいですが、


〈うーん、元からだいぶご乱心しているのでは?〉


とも思う…


「ダザール様、パパから伝言ですが、聞きますぅ?」


と俺が質問すると、


「どうせガキみたいな嫌がらせかなにかだろうけど…。


聞くしかないんだろうな。」


とダザール様も嫌そうに答えた後、オハジキを手に取り魔力を流す。


光りの柱がたち主神の声が聴こえるのだが、あからさまにオカシイ。


「やーい、やーい、ぶぁーか!


言うこと聞かない奴は全部まとめて異界に飛ばしてやるのに決~定~!


僕の星から出ていっもらいまぁ~す。」


と、良い大人とも思えない台詞が聞こえ、


俺が、


「おい、ダザール様の親父さん悪い物でもたべたか?」


と心配すると、


「今まではガキっぽいだけだったが、今回のはガキそのものだ…」


と渋い顔をしているダザール様…


しかし、ガキの伝言は止まらない。


「勇者を連れて三日後にお前らのいる城をぶっ壊しに行ってやる。


ヒャッヒャッヒャ、逃げても良いけど何処に行っても無駄だよ。


僕は優しい神様だから、裏切り者にも情けをかけて、予告してからにしてあげるよ。


せいぜい苦しめばいいさ。


因みに勇者には僕を裏切らない様に隷属の呪いがかけてあるから、説得は無駄だよ。


僕が殺せと言えば躊躇なく殺すし、

潰せと言えば完全に潰すよ。


僕もお前らの裏切り者が泣きわめく姿が観たいから久しぶりに地上にいくんだぁ。


じゃあね、今さら謝っても許さないから~!」


と言いきりオハジキの光りが消える。


「マトモじゃないな。」


と呟き、俺は、


ダザール様に素朴な疑問を投げかけてみる。


「主神は昔から、あんなのですか?」


と聞いたが、


「言動がガキっぽい時は多々有ったが、あのような喋り方でもなかったし、〈僕〉とも言わない…」


とダザール様が青ざめている。


「隷属の呪いって神界でそんなの使っていいの?」


と俺がきくと、



「天界では、神が神に対してスキルや魔法が使えなくなっている。


しかし、〈神が神以外〉や〈神以外が神〉にスキルを使うのは禁止されていないのだが、


いくらアイツが屑神だとしても、呪いをホイホイ使うとは思えない。」


悩むダザール様に、俺は前から気になっていた件をはなした。


「主神の言動が神様っぽくないから、マイス様やメリス様に相談したんだけど、〈呪い〉や〈精神攻撃〉を受けている疑いが有ると、探りを入れてくれていたんだけど、

ダザール様は何かご存知ですか?」


と聞くと、


「仕事、仕事で疲れていたとはいえ、神を呪えるのは神ぐらいだ


言ってもレベル700近い者など人の子にはいないだろう?」


とダザールさまが首を捻る


同じように首を捻るオトモクロネコ…


「クロ、帰らないの?」


と俺が聞くと、


「バカを言っちゃいけないニャ!


リバー様にメリス様が一撃で意識を刈り取られる攻撃を勇者様に入れられ、牢に入れられたニャ、


ラウド様とサシで勝負したが主神様の祝福で強くなった勇者様に勝てなかったニャア…


マイス様とフク様はその様子をみて、指示に従い牢に入ったニャ。


あんな狂った奴らのいるところに帰るわけ無いニャ!」


と言った。


そうだ!とミレディにコールを掛けて長距離念話でシロちゃんをお願いした。


「ダーリン、どうしたの?」


とシロちゃんの声がする。


「シロちゃん、リバー様が捕まったらしいんだけど、呼び出せるか試してみて。」


とお願いすると、「えっ!」と慌てて


「パパぁー!」


と叫んだが、反応が無いもよう。


「どうしよう、パパが、パパが…」


と不安がるシロちゃんに、天界の牢屋に入ってるから連絡つかないだけだから、

大丈夫、大丈夫だよ。


と落ち着かせようとするが、泣き出してしまった。


バトラーが気を利かせて拡散長距離念話で女性陣チームと繋いでくれたようで、シルフィーちゃん達が頑張って慰めているが、


〈状況がわからないから〉と、説明を要求された。


ミミちゃんが一部始終見ていたので、屋敷のテレビゴーレムリーダーにカーンさん経由で放送してもらい、


数分後にシルフィーちゃんから、


「旦那様、すぐにダンジョン間転移で魔族の方をメダリアのダンジョンに避難させて!」


と、指示を受けた。


「送れるけど、ダンジョンから地上に上がれるかな?」


と聞くと、シルフィーちゃんは、


「次回行くために腕輪がいるだけで、出るだけなら転移陣で出られます。


それに、旧帝都には魔族嫌いも多いから」


と教えてくれた。


〈知らなんだ…〉


シルフィーちゃん達が、


「先程の映像はテレビゴーレムリーダーが記録しましたから、こちらで各国に連絡します。

旦那様は魔族の方々の避難と、女神様の復活を!」


と指示をくれた。

我が家の参謀シルフィーちゃんは頼りになる。


「了解しました。」


と返事をしたら、


シロちゃんが、


「捕まった…神様、一人足りない…」


と、涙声で話してきた。


「だれが足りないの?」


と俺が聞くと、


「治癒神…」


と、一言いった。


〈やっぱり!黒幕がメディカ様か?!〉


との結論にたどり着いた俺は、


「クロ、メディカ様は捕まってなかったのか?」


とクロネコに聞いてみた。


「あの人、元から苦手ニャ、いっぺん拉致られそうになったのニャア。


今回も早々に主神側についたッポイニャよ。」


と目をつむり首をふるクロネコ


〈やっぱりおかしい…


メディカ様は主神を恨んでいる筈だ!


それを、行動を共にするとは…〉


既に様子のおかしい主神は、治癒神の手に堕ちたのだろう…


〈多分確定だな…〉



それからは、蜂の巣をつついたような騒ぎになった。


俺はカーンさんに城ゴーレムチームを魔王城の街の入り口近くまで移動をお願いして、


その間に亀吉とミミちゃんを使い、

魔王様に街の全域避難指示を出してもらい、

貴族達を中心に避難誘導をしてもらった。


町の外にナニカさんを陣取らせ、ナニカさんの壁内を、新たにグランドマスタールームに指定した。


壁のモニターでウレロさんに連絡を入れたら、既にバトラーがウレロさんの所に待っていた。


女性陣チームとウチの領民たちが受け入れ体制を整えてくれているらしい。



〈有難い〉



魔王領の領都の住人約一万五千人。


魔王軍の主戦力、〈契約魔物〉を操るテイマー集団に大量の食料を渡して、体力の有る若者を中心に魔物馬車隊を編成し

輸送用の魔物などにも別れて乗ってもらい、途中の村を経由してアルドニア方面に避難して貰う。


これで約8000人はキャラバン隊として送り出せた。


残った約7000人のうち2000人は魔族の貴族達、彼らは各自の領に戻り避難を促す予定なので、


残り5000人を転移させる計算だ。


女性や子供と老人を中心に、戦争で手足を失った者にはフルポーションを飲ませ働き手にカムバックしてもらい、


100人程度ナニカさんの壁内に入ってもらっては転移し、


俺だけ再び魔王城の街まで戻るのを繰り返す…



夜を通して行われた避難は明け方には、

終了の目処がたった。


キャラバン隊のリーダーにベルガーさんがなってくれたので、予備のテレビゴーレムを渡して、もしもの連絡手段と情報収集手段としてもらっている


残った町の人も数人のみ、あとは王城の人達のみとなる


魔王家の人々は母神様の復活を見届けてから避難すると言って聞かず、


最後の数名を避難転移をした後で、


全員で神殿に向かった。



ライブ放送の準備をし、キッド君をリポーターに抜擢して、


「女神様の復活!生中継が始まりました。


皆様こんにちは、

こちらは、主神の襲撃宣言を受け、避難が完了した魔王領の領都にある、大地の女神様の神殿内です。


私、ご主人 アルド様のゴーレムが一人

〈キッド〉と申します。


いま、神殿には魔王家の関係者が避難をせずに大地の女神様の復活を見守る為に神殿にて祈りを捧げています。」


とキッド君がリポートをするなか、

王族やその関係者からの祈りが捧げられている。


神殿の奥にある浅い泉の真ん中にある台座に片膝をつき何かに祈るクリスタルの女性像にダザール様と二人で〈精霊結晶の装飾品〉をつけていく。


片腕に腕輪が2本有ってもお構い無しで、すべてを身につけてもらい、泉をバシャバシャと渡り、礼拝堂に戻り俺も祈りを捧げた。



精霊結晶から青い糸のような光がクリスタル像に溶け込んでいく。


礼拝堂の王族達もより一層祈りを捧げる…



クリスタル像自体が輝きだす

キラキラと 光の粒がクリスタル像から溢れだし、


ピカッと閃光が走ったあと、


真っ白なスーツの様な衣装を纏った

宝塚の男役を思わせるカッコいい女神様が復活した。


「うわぁ、戻ったの?」


と、独り言をいいながら一歩踏み出すが、

ビジャっと浅い泉の段差に気付かずに転ぶ、


「うげ、最悪。」


と、ぼやきながら顔を上げた先にダザール様を見つけてハッとし立ち上がり走り出す女神様。


ぎゅっと女神様がダザール様を抱きしめた瞬間、


「おぉぉぉぉ!」と魔族の王族達から歓喜の声が上がる。


ダザール様…いや今の顔はダザール君だった。


「母上、お懐かしゅう…」


と涙を流すダザール君に、


「いつも言っているでしょ辛くても男は人前で泣いちゃ駄目よ。」


と言っている女神様も泣いている


「ばいぃぃ、」


と…たぶん 〈はい〉 と答えてるのであろうダザール君。



〈千年以上ぶり〉なら仕方ないよね…



ダザール君は少し落ち着いたのか、


「こちらは、…」


と俺を紹介しようとしてくれた。


しかし、


「あなたが 〈アルド 君〉ですか?」


と聞いてきた。


「なぜ、私の名前を?」


と聞くと、


「復活の為に集まった祈りの半分以上が、

〈アルド君が、頑張ってるから早く復活して下さい〉とか、

〈アルド君が無事なようにお願いします。〉とか

アドルと言う単語が沢山ありました。


苦労をかけましたね。」


と頭をさげてくれる女神様に


「どうか顔をおあげください。


私は、この世界に神々が原因でこのミスティルに転生した異世界人です。


この世界の神々のいざこざを何とかしてほしく女神様にすがる為に各地を巡り、

グランドダンジョンマスターになってしまった神界とは縁のない〈野良神〉です。


先程の祈りで解るように、世界の人々が女神様を待っておりました。


どうか、人々の祈りが女神様に届くように、私から〈名前〉を贈らせていただけないでしょうか?」


とお願いする俺に、


「えぇ、宜しくお願いします。

救い主様。」


と答える女神様…


〈救い主…なにそれ?〉


と、思いながらも、


「私の事はアルドとお呼び下さい。


大地の女神 〈ダリア〉様」


と俺が女神様に ダリア 様と名をつけた瞬間に、


ダリア様が光りだした。


「プッ」と吹き出すダリア様…


うっすら涙を浮かべながら


〈俺は、何がツボだったのか?


…まさか、知らないだけで〈ダリア〉という言葉はミスティルではイヤらしい言葉なのでは?!〉


と焦っていると、


「アルド君はどんな魔法を使ったの?


大陸のあちらこちらから可愛い子供の声で、


〈ダリア様 早く元気になってね。〉


と、やさいし祈りがひっきりなしに届いているのよ。」


と語っている。


俺は、〈ホッ〉としながらも、


近くの椅子の背もたれに止まっているオル君に向かい、


「皆様ありがとう。

女神様が子供達の祈りに感動の涙を流しておられます。


みんなありがとね。


ジャンジャン祈りをダリア様に送って、呪いにかかって横暴の限りをしている主神をギャフンと言わせてやりましょう。」


と俺がいうと


「今なんと?」


と驚くダリア様にダザール君が説明してくれている。


俺は、王族の列にいるエルザさんを呼び、


「世界にお礼を届けてあげて。」


とお願いした。


オル君の前に立ち、エルザさんは


「皆さんの祈りのおかげで私のお婆様が復活されました。

本当に、本当にありがとうございます。」


とエルザさんが、お礼をを言ったとたん


ダリア様が


「ふふふっ」


と笑って、「お孫さんを嫁に下さい」とか「歌って!」と変なお祈りが届いてますよ。


とニコニコしてた。


そして、ダリア様はエルザさんに近寄り、


「あなた…ダザールの娘?」


とダリア様に聞かれ


「はい、お婆様」


と答えるエルザさんに


「歌ってくれる?」


とダリア様にお願いされたエルザさんは

皆の前に歩みでて


アカペラで歌いだす。


俺は〈亀吉君〉をアイテムボックスから出して、カーンさんに音を歌に合わせて徐々に盛り上げてと頼むと、


エルザさんの透き通った歌声が神殿に響き、歌の盛り上がりに合わせて音が重なる。


一曲歌い上げた時には、神殿の神々しさと相まって、俺まで感動していた。


勿論カメラゴーレムコンビにより世界に配信された映像は皆の心にも感動を与えたようで、


俺の隣でダリア様がうっすら光る程の祈りが届き始めたのに驚きながら、


女神様復活中継を終えた。


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