第99話 魔族国の現状

ズシーン。ズシーン。

と荒野を進むカーンさんに乗り込み、

魔王城を目指している…



今回の遠征は、 俺とエルザさんとゴーレムチームと城ゴーレムチーム、そして、新入りが数名

でのんびり向かっています。


シルフィーちゃんや女性陣はアルドニアの自宅で待機してもらい、各国との窓口業務をしてもらっている。


補佐としてバトラー達、新・ゴーレムチームも残してきたので、問題は無だろう。


ちなみになのだが、新・ゴーレムチームにもキッド君が妖精の里のダンジョンでセミの魔物から濾しとってきた〈音魔法〉を付与したので、話せる様に成っている。


旧帝都はジェイムスさん夫婦をはじめ旧帝国組に任せてきたし、


そして、

カーンさん以外の城ゴーレムさんは、俺のアイテムボックスに入っている。


現在アルドニアの外壁はただの石壁となり、彼らは晴れて自由な移動城塞として同行してくれている…


と言ってもカーンさん以外は燃費の関係で、アイテムボックス待機ですがね。


そして、シルバーさんの空と飛ぶ馬車ではなくカーンさん移動なのかというと、


「カーンさん、天気も良いし今日はここで撮ってしまおうか。」


と俺が提案する、


「では、ここに陣を張ります。」


とカーンさんが答える。


陣と言っても砦状態になるだけだ。


ズッシィーンと大地に腰を下ろすカーンさんは、

あっという間に荒野の砦の完成である。


そして俺たちは、毎日の日課を始める。


「オルくん、ミミちゃん。

出番ですよぉ~。」


と呼ぶと、黒いフクロウタイプのゴーレムと黒猫タイプのゴーレムが現れる。


彼らはカメラゴーレムコンビ


まずは、

〈ブラックオリハルコンゴーレム〉

『スーパーレアゴーレムハート レベル 180』

「フクロウ型ゴーレム 名前 オル」


ブラックドラゴンの鱗の効果で魔法耐性 大


固有スキル

「演算」「博識」「共有」「同期」


スキル

「飛行」

「自然修復」

「魔力自然回復」

「念話 レベルMAX」

「拡散」

「範囲拡大」

「集音」

「記録」

空きスキルスロット なし



〈ブラックオリハルコンゴーレム

『スーパーレアゴーレムハート レベル180』

「黒猫型ゴーレム 名前ミミ」


ブラックドラゴンの鱗の効果で魔法耐性 大


固有スキル

「演算」「博識」「共有」「同期」


スキル

「飛び影 レベルMAX」

「忍の心得 レベルMAX」

「自然修復」

「魔力自然回復」

「念話 レベルMAX」

「拡散」

「範囲拡大」

「記録」

空きスキルスロット なし


という二体のゴーレムがスタンバイする。


俺が前に進み出て、くるっと振り向きミミちゃんをみて、


「皆様こんにちは、アルドです。


毎日この時間にお届けしております。

〈魔族領への旅〉のお時間になりました。


本日は魔王城への中間地点、旧帝都を出て半月近くの平原まで来ました。


魔族の方々とは色々有りましたが、現在〈停戦〉の約束を取り交わしております。


そして、魔王城に向けて、私達が、皆様の祈りの力が詰まった精霊結晶の宝飾品を持って旅をしております。

我々の為、〈大地が暴走せぬ様に〉と、

全ての力を使いきり眠ったままの大地の女神さまに復活して頂く旅…


魔王軍により被害に有った方も沢山居られるのは理解しております。


しかし、未来の為に話し合ってみましょう。

土地や命の取り合いはやめて、手を取り合う為に、語り合いましょう。



言いたい事を言い合って皆様が次に進めるきっかけに成ることを祈りまして…。


さぁ、皆様お待ちかね!


魔族と我々の架け橋、

魔王の末娘、

我らが歌姫 エルザ・ダザール・ボリス嬢の登場です。」


と俺が大きな岩の上へと手のひらをのばすと、

岩の上には華やかな衣装を着たエルザさんが立っている。


カメラ担当がミミちゃんからオル君に代わる。


景色に溶け込むエルザさんへと、

徐々にオル君が降下しながらエルザさんにズームしていく


そしてカーンさんの追加装備の

〈指令室モニターテーブル〉

魔鉱鉄のテーブルに〈記憶の水晶〉が配置してあり、カーンさんに固定されている。


「範囲拡大」

「記録」

空きスキルスロットなし


の能力と、カーンさんの「音魔法」の拡声を使い辺りに音楽が流れだす。


その間に、ミミちゃんも大きな岩のへと駆け上がり、


カメラマン二人が歌うエルザさんを写す。


日の光の中で、風にそよぐ衣装の歌姫が、清らかな声で歌い上げる。


〈実に絵になる…〉


そして、音楽が終わり静寂が訪れ、


「カーット!良かったよエルザさん、今日も最高だったよ。」


と拍手を送る俺に、


「アルド様、毎日誉めすぎです…」


と照れながらモジモジしている。


とても初めての会話の時に、「下衆が!」と、罵って来た同じ人物とは思えない…嬉しい変化だ。


さて、


カーンさんと、オルくんに、ミミちゃんが司令室で先程の映像を編集する。


と、言っても〈記憶の水晶〉で見た映像と音を正確に思いだし流すだけだが、

「演算」「記憶」「共有」「同期」がある三人が寄れば文殊の知恵どころか、三つ首のキング・メカ・文殊の知恵ぐらいの勢いである。



暫くして、編集が終わり


そして、お昼前になり毎日恒例の「チャンネルアルド作戦」が開始される。


ミレディさんがテレビゴーレムリーダーに合図を送ると、


アルドニアの俺の屋敷の庭から100メートル先の広場の中心を目指してノッシノッシと歩き出す赤いメタルボディーの大型陸亀

同時に彼は配下のテレビゴーレム達に出撃の合図を拡散長距離念話で送る。


世界各国の王城前の広場や入り口の大通りなどに、ノッソノッソと陸亀型のテレビゴーレムが配置場所に移動を始める。


各地では、


「放送の時間だ、亀ちゃんの道を空けろよぉ~。

エルザちゃんに早く会いたいだろ?」


とか


「もう、昼か?

嬢ちゃんの歌を聴きながら飯にするぞ。」


と、魔王の娘エルザさんは、〈お昼を告げる歌姫〉として受け入れられつつある。


テレビゴーレムから配置に着いたとの連絡がテレビゴーレムリーダーに入り、

確認を終えたリーダーがスタンバイ完了を伝えるとカーンさんが編集済みの映像を流し始める。


各地の亀達の甲羅の上に〈範囲拡大〉と〈記憶の水晶〉の効果が合わさり大型モニターが空中に現れ、


亀達の「音魔法」の〈拡声〉も合わせ、


テレビ念話でカーンさん発信の映像が流れ出す。


正直俺の語り部分は客が集まるまでの繋ぎなのだ…。


真打ちは俺の後に登場する。


〈だが、それでいい!〉


魔族にも魅力的な部分があると少しでも感じてもらい、「もっと知りたい」と思う第一歩になればいいのだから…


だから日にちを掛けて魔族領までの道のり、点在する魔族の村等で出会う人々の生の声を届けて本当の魔族達の姿をみてもらう為なのだ。


知らないことや、勝手な噂ではなく、やってしまった過ちも含め正しく伝えて、感じて、考えてもらうための放送を続けながら旅をつづけた。




カーンさんに揺られること約2ヶ月魔王領の中心部、〈魔王城〉の見える場所までやってきた。


正直魔王軍はここ数十年大分焦っていた様子であったと思われる…

千年以上の掛けて魔王領を豊かにしたらしいが、世界を相手に喧嘩するには武器も食料も足りていないのにも関わらず、つい一年程の前までリザードマンと事を構えており、お陰で、慢性的な食料難に陥っている。


それもこれも、何らかの策略にハマった事もあるが、母神の復活を焦った事と、みきり発車の戦を仕掛けて後に引けなくなったからだ。


ここに来るまでの村や街で、


カーンさんに指定してあるグランドマスタールームの機能で、ダンジョンポイントを使い、

高品質の種芋セット野菜苗に万能肥料などと交換して、村のそばの空いた土地を城ゴーレムチームをアイテムボックスから出撃してもらい、開墾しアースウォールの壁で囲う。


ゴーレムチームが種芋やすぐに収穫出来る野菜を植えている間に城ゴーレムがピットホールで溜め池を掘り水を確保して、

簡易の安全農園が完成したら村長さんに明け渡し人々の食料にして欲しいと告げたら次の街と云うのを続けてきた。


数ヶ月くらいで腹いっぱい食べられるほど作物が育てば良いのだが…


そんな事をハーフドワーフの俺やゴーレム達が魔族の村で何の疑いも向けられずに出来るのも、


エルザさんの人気のおかげだった。


彼女は、魔王様の久々の娘としての知名度は凄く、

魔族内での元々の人気に、現在テレビゴーレムの有る地域では、〈歌姫〉としての人気…

多分ミスティルの世界で一番のアイドルではないだろうか?

と感心したものだ。



そして、魔王城有街の近くに城ゴーレムチームフルメンバーで簡易の要塞を築き、そこからはシルバーさんの愛妻号で飛んでゆくのだが、


勿論城に向かう道中から全てカメラマンの二人が録画してくれている。


城下町に入るのに地上に降りて、

あとは、普通の馬車として魔王城に向かう、


町の人はゴーレムの引く馬車に一瞬怯むが、中からエルザさんが手を振ると笑顔になり手を振り返してくれる。


いつ来るか解らない勇者に怯え、ピリピリしている街の雰囲気を感じながらも、


門番からの連絡でスムーズに魔王城に入れたが、城よりも隣に立つ神殿の様な建物のほうが遥かに立派だった。


多分あそこが大地の女神様の総本山なのだろう。

魔王領はあの神殿を守る為にのみ作られた様な印象を受けた…



シルバーさんの愛妻号は、パカポコと城の中庭に誘導されて、そこで久々の再会となる魔王軍のベルガーさんとあの時の貴族達が出迎えてくれた。


「姫様お帰りなさいませ。」


と、皆エルザさんとの再会を喜んでいた。


俺は、愛妻号をアイテムボックスにしまい、シルバーさんはまた厩舎に連れて行かれるのかな?

と心配していたらどうやら一緒に中に入れるようだ。


魔族の中には、鬼人族や巨人族といった大型の種族と云うのかタイプの方々がいるために公共の施設は馬なんか平気で入れる程広い作りだった。


謁見の間に並ぶ魔族達…


多分貴族の方々だろう。


旧帝都で捕虜と成っていたメンバーも見受けられる…


彼らは、進軍した事を恥じた上で、


「勇者の驚異が去れば、死さえも受け入れます…

勝手な事を申しますが、我が軍勢で国を守る許しを…」


と頼まれて、一旦解法し、魔王城に返した方々だ…


そして、


両サイドから魔族達に見守られながら魔王…いや魔族の神


魔神 ダザール 様


の前に到着した。


「よくぞ参られた神々の使徒よ。


それと、おかえりエルザ。」


と、二十歳前後にも見える若者の様な男性がエルザさんに微笑みかけた。


「只今戻りました…父上。」


と、エルザさんも微笑みかえす。


ダザール様の隣にはスラリと背の高いモデルの様な女性が立っていた。


「母上もお変わりなくて何よりです。」


と、エルザさんが語りかけたが、


「変わりが無いわけないです!

貴方が攻め込んだ先で負けて捕虜になったと一報を受けてから、我ら魔族の仕出かしたことながら、人族の町でどの様な目に合っているのかと、日々心配をしておりました。


おかげでだいぶ老け込んだのですよ。」


と、プンプンと怒っているのがエルザさんのお母様なのだろう


「母上、私は人族…いえ、ここに居りますアルド様のもとで大変幸せに暮らしておりました。」


とキラリと光る腕輪を両親に見せる。


ダザール様はギョッとし固まり

エルザママは「あらあら」と笑っている。


ダザール様は、


「魔族が腕輪を送られるということは…」


と、少し不吉な事を言っている…


〈何か特別な意味があるの…?〉


と、不安になる俺をよそに、


エルザさんは、


「どんな暮らし向きかご覧になりますか?」


と両親に問いかけるが、


〈何を言ってるんだ?〉みたいな不思議そうな顔のまま頷くダザール様…


エルザさんは、


「お許しがでましたので、

では、旦那様、お願いします。」


と俺に語りかけるエルザさんだが、「旦那様」発言でだいぶ周りがザワザワしている。


勿論、俺も〈旦那様〉と呼ばれる事は、たまに有るが、毎回ドキドキしている…〈夫〉では無くて〈雇い主〉的な旦那様と理解しているのだが…


すこし、ドキドキしたまま、俺は、アイテムボックスからテレビゴーレムを出してエルザさんの横に置き、


ミレディさんの念話ネットからカーンさんに指示した映像を俺専用テレビゴーレムの〈亀吉くん〉投影をお願いした。


亀吉くんの甲羅の上にモニターが現れて、エルザさんの普段の日常が写し出される。


女性陣グループで買い物や食事、アルドニアの人々のからなぜか「奥様」と呼ばれ、にこやかに話すエルザさんの姿や、メダリアのメインダンジョンの階層主を魔法一撃で屠る様を流した。


「こんな感じですわ。」


とエルザさんが話すと、


「エルザよ魔法が使えたのか?」


とダザール様が聞くと、


「旦那様より賜りました。」


とエルザがニコニコしながら答える。


「たまわった?


えっ、スキルを与えてもらったのか?

スキルカードか何かでか?」


と聞いてくるダザール様に


「いいえ、神器を用いて四属性全て授けて頂きました。」


と答えたエルザさんの言葉で辺りが一層ざわめきだす。


「皆のもの落ち着くのだ、まだそうと決まった訳ではない!」


となぜか室内に緊張が走る。


ダザール様が一度深呼吸をしたのちに、


「その方…」


と俺に話かけてきた。


俺は、姿勢を正して、


「陛下、ご挨拶が遅れました。

人族は中央国にて伯爵をしております。


アルド・フォン・シルバニアです。」


と、自己紹介をしたのだが…


〈あーあ、名乗っちゃった。

今まで絶対言わずに誤魔化してきたのに…流石に現役神様の前では言わなきゃ駄目だよね。〉


銀色のゴーレムを使役するからと、ジーク様が勝手につけてカイン陛下に書類を出したから…


アルドファミリーと頑なに言っていたが、

正確には「シルバニアファミリー」と言うファンシーな集まりなのだ。


俺の自己紹介を受けてダザール様が、


「我が父の使徒と聞いているが、

何故敵対している我が子に神の祝福を与えてくれたのだ。」


と恐る恐る聞いてきた。


「ベルガーさんからも報告が有ったと思いますが、クソ主神からもお使いを頼まれましたが、思い通りになってやる気は有りません。」


と俺が話すと、


「プッ。クソ主神…」


と吹き出すダザール様に


「説明面倒臭いから、映像を流しますね。」


と言って「亀吉くん」に直接触り〈記憶の水晶〉を起動させた。


亀吉くんが気をきかせて〈範囲拡大〉を使い街頭モードで、俺の転生から主神の手紙や神々とのやり取りを経て、

母神さま復活派閥として大陸を駆け回った映像を流し説明をした。


「土地ごと島流し」のくだりで、「クソが!」と吠えていたダザール様だが、マイス様の手紙の内容を見て、


「ありがとう、マイスおじさん…」と涙を浮かべていた。


一通り話したのちに、ダザール様が、


「我が母上には未来を見る力がある、全ての力を使いきってもダンジョンを配置したのは、そうしなければならない何かが有ったのだろう…


そして、私が地上に来ることも全て知っていたようだ、

私宛の手紙を魔族の里の長に預けていた。

それには、何千年経とうと我慢して待ちなさい。魔族を守り暮らしなさい。

私や貴方を助けてくれる神が生まれて来ます。

種族など関係なくスキルを授けてくれる新たな神です。」


と…


〈って!ダザール様よぉ。

めちゃくちゃ言い付け破っとるがな!!〉


と心の中でツッコんだら、


「誠にお恥ずかしい、父の煽りに焦ってしまった…」


と、項垂れるダザール様…


〈…忘れてたよ、生粋の神様は心読めるんだね。〉


と感心している俺に、


「アルド・フォン・シルバニア殿、

そなたに問う、〈神〉なのか?」


俺の中の志村が「滅相もない!あたしゃ神様だよ。」と懐かしいコントをしていたが、


まさか、実際に「あたしゃ神様だよ。」

と言う日が来るとは…


「はい、不本意ながら…」


と渋々こたえる俺に、


「誠か?」


と念をおすダザール様。


心の中に「イエス!」とお寒い神様ジョークが浮かんだが誰もわからないだろうから言わないでおいた。


「誠です…」


と答えた俺に、


「何故、神だと告白するのに物凄く嫌な顔をするのだ?」


と、ダザール様に聞かれて、


「こっちに来る時も、来た後も、

神様に良い印象が少ないし、正直関わるのしんどいので、神様が民を巻き込み何してんのって思うし、


〈貴方も神様になりました。〉


となっても面倒臭さしか感じないので、


自分で〈神〉と名乗るのに、若干抵抗が在ります。」


と、素直に答えた。


「耳が痛いな…」


とダザール様が呟く


俺は謁見の間にいる全員に、


「私は、武力で無理やり言うことをきかすより、

思ったことを言い合って決着出来れば良いと考えています。

殴り合うより解り合うまで話し合えば良い!


話し合いは、面倒臭いけど


殺し合いよりは、面倒臭くないから…。」



と演説をぶった後に


ミレディにダザール様を念話登録してもらいカメラコンビに撮影を依頼し、


各国の首脳と被害者代表団ウチの領の旧帝国チームに拡散長距離念話を繋げて、


テレビゴーレムに生中継映像を飛ばす様にカーンさんに指示を出す。


ミレディさんには亀吉くんで拡散長距離念話を謁見の間にいる人にも聞こえる様にした。


「さぁ、人類会議をしましょう。

魔王様の言い分と関わった人々の気持ちを語り合い前に進みましょう!」



と宣言し、


大陸の多くの人が見守る中で

人類会議が開かれた。



勇者天野君…すまん

10数年、キツイ修行に耐えてやってきたミスティルには成敗するべき悪の魔王など居ないんだよ。


まぁ、俺を殺めた罪で懲役分、神界に収監されたと諦めてくれ




シャバにでたらお茶しょうぜ!

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