11話 もふもふとふわふわ
「母さん! 借金、借金が返済できるよ!」
「寝言は寝て言いなさい」
最初は呆れ半分で耳を傾けていた母さんも、今では口をあんぐりと開けて身体をプルプルと震わせている。
「あ、あんた……ヤバイ仕事をしてるんじゃないでしょうね!?」
一気に2000万円を稼いできた息子。
常識的に考えてまっとうな金額じゃないと勘繰ってしまうのは無理もない。
そもそもちょっとヤバイ仕事ではあったりする。
「ほら、
「
「大丈夫大丈夫。ほら、見てよ。これが俺の商品ページっぽいんだ」
いや、早すぎた。
彼女は昨夜のうちに各所へ連絡し、俺の【
スマホに映ったのは、高レベル冒険者向けの高級グルメ品として販売されている紅茶だ。
「一杯100万円の紅茶!? あ、あんた、詐欺でも始めたの!?」
「いや、この一杯で万病も治せるんだ。だから100万円は安い価格なんだよ」
「万病を治せる……?」
一部の高レベル冒険者はその稼ぎも尋常じゃなく、年収3000万円から1億なんてのはザラらしい。だからこそ一杯100万円の高級紅茶としてのブランディングを確立させれば、売れる見込みだそうだ。
「あんた、
「あっ、うん」
全て説明しきった後の母さんの
目に涙を浮かべ大喜びの形相だ。
父さんが借金作って逃げてから精神的にも肉体的にもきつかったもんなあ……よく今まで家族の支柱として頑張ってくれたと感謝している。
母さんの安堵に満ちた顔が、
「それにしても冒険者さんってのは、ティーカップを持ちながら冒険するのかい?」
「えっ?」
「だってこの商品ページは紅茶がティーカップに入ってるじゃない。冒険者さんっていうのは激しい運動したりするんだろう? これじゃあこぼれちゃうわよね?」
「これはあくまで商品のイメージ写真だから……」
「実際はどんな容器に入れて販売するんだい?」
「確か頑丈な水筒に入れて売るって」
「せっかくの紅茶なのに味気ないわねえ」
母さんの指摘を受けて、俺は確かにと思ってしまった。
料理は味も重要だが、見た目や香りなどでも楽しめるからこそ最高なのだ。
それに商品ページの写真だってティーカップの優雅な一枚よりも、冒険者の在り方に沿った一枚の方が購入イメージは沸きやすいはず。
どうも今のままではチグハグな印象だ。
そうなればまずは————容器の作成から入るか。
ちょうど明日は休日。
「ましろー! まふゆー! お兄ちゃんが
二階にいる双子の義妹たちを呼びつける母さんの傍らで、俺は明日の予定を立ててゆく。
そして持ち帰ってきた【世界樹の枯れ葉】を数枚取り出し、そそくさと自室のベランダから吊り下げる。
「今夜は月夜だ……十分に浴びせてみるか」
◇
明くる日。
俺は月光を十分に取り入れた【世界樹の枯れ葉】を元に、再び【
すると予想通り、【
これで永久に
「やっぱり先日は月光成分が足りなかったのか。一杯500万円、最高級紅茶をがんがん生産できるぞ!」
さて、次は昨日母さんに指摘された紅茶を入れる容器の作成だ。
俺は家のゴミ箱にあったいくつかの瓶を取り出し、
まずは自分の中でしっかりイメージを作る。
命をかけて戦う冒険者からすれば、頑丈で割れにくい容器に入れるのがベストだろう。だが、頑丈で見た目も美しく、しかも軽いものが作れたら?
「【
【
そんな疑問の答えはすぐに出た。
なにせ目の前にあったガラス瓶が一つに融合し、俺のイメージ通りの形へと進化したからだ。
羽根のように軽く、紅茶の色味が楽しめる透明なガラス。極めつけは神聖さと上品さを兼ね備えた模様が刻まれている。
どこからどう見てもお洒落な瓶だ。
「【世界樹の試験管リュンクス】の都市形態を模倣して、ハーヴァリウムみたいな雰囲気を出せたりしないだろうか?」
紅茶の他に花やハーブなんかも入ればさらに見栄えもよくなるだろう。光に煌めくガラス瓶が愛おしくなること間違いない。
まさに眺めているだけで癒される代物だ。
「ハーブティーみたいだし、受け入れられやすいな。ただ問題は入れる花や葉によって、味や香りが変わったり効能にも変化があるかもしれない」
この辺はゆっくりと試行錯誤してゆこうか。
それこそ
「あとはダンジョン攻略中に、現地で料理とかできたら便利だな」
そうなると調理道具の携帯が必須だ。
その点、俺には便利な
とはいえ、今では便利な
そんな
なぜなら貴重な
だから俺は現代調理器具の中でも、特に消失しても良い物から【宝物殿】へと入れてみる。
まずは100均で買ったスプーン。
それから虚空に向けて手を出し、【宝物殿】のスプーンと念じてみると無事に取り出せた。
よし……お次はさっき作ったばかりのガラス瓶や【
「どちらも無事に取り出せるか」
そうと決まれば調理道具一式を【宝物殿】へとぶちこむ。
さて、諸々の結果に満足した俺は、一足先に
それまでにやっておきたいこと、それはお茶請けの開発だ。
「きゅっきゅいいー?」
俺が【世界樹の試験管リュンクス】に到着すると、木々の合間から出迎えてくれたのは【空色きつね】だった。
「おおー、おまえはここにも来たりするのか」
「きゅっきゅいいーきゅいーきゅいっ」
「なんだよ、今日はおまえにあげられる肉はないぞー?」
「きゅっ」
どうやら
すると空色きつねは可愛らしく俺の肩に乗り、極上のもふもふを
どうやら
「きゅきゅきゅっ?」
「あいよー」
そうして俺は空色きつねを肩に乗せたまま街中を歩く。
すれ違う冒険者たちは物珍しそうに空色きつねを眺め、一撫でさせてくれとお願いしてくる人もいた。しかし、俺以外の人間が手を伸ばすと牙を剥き出し、全身の毛が逆立ったので丁重にお断りさせてもらう。
「そういえばお前って呼ぶのもなんかなー……落ち着いたら名前をつけてもいいか?」
「きゅっっきゅっきゅいいい!」
「気に入ってくれたか、後で考えておくな。お、こんなところに鳥の巣があるな」
「きゅっきゅっ」
「取り過ぎはダメか。わかったわかった」
草葉に隠れた鳥の巣から五つある卵のうち二つだけ拝借する。
親鳥を思うとさすがに全部は取れないしな。
さっそく審美眼で卵を観察してみる。
【朝日に
『なりそこないの世界樹を住処にする不死鳥のなれの果て。遠い祖先が不死鳥ではあるが、その不完全さから朝日を浴びると卵に戻ってしまう。日が落ちると【夜に咲く不死鳥】となり、羽ばたくたびに舞い落ちる炎と黄金の燐光が、世界樹の街灯に光を灯す』
あー……【世界樹の試験管リュンクス】が夜になると、淡い光の粒子みたいのが降り注ぐのは、この鳥のおかげだったのか。しかもここの街灯的な存在だったわけだ。
やはり取りすぎるのは良くないな。
さらに世界樹の天辺付近にも鳥の巣がいくつか散見されたので、猿のごとく木登りの真似事をしてどうにか二つほど採取する。
【
『英雄の卵へ、朝を告げる黄金の
むむ。【審美眼Lv99】でも網羅できない説明文とは……【金冠鳥の卵】は素材ランクがかなり高いのかもしれない。
「具体的な調理法が両方とも判明してないのが痛いな……」
それにしても裏ステータス『発見力+740』ってのはどれぐらいの性能なんだろうな?
また、他にも素材発見に有利な技術などが存在するのならぜひとも習得してみたいところだ。ゆくゆくは他の冒険者と交流して、情報交換するのも悪くないな。
いずれはお互いのレシピを持ち寄って料理ギルドとか美食会なんか作ったり、お茶会を開くなんてのもありだなあ……
『こっちを探せっち』
『あっちも探せっち』
『働くっち』
ん……?
俺のスローライフな妄想が幻聴を生み出したか?
『女王様が栄養を欲しているっち』
『食べ物探せっち』
『
『よし、運べっち』
いや、これは幻聴ではない。
確実に聞こえるぞ。
なので俺は試しに語り掛けてみる。
おーい、そこに誰かいるのか?
『む? 人間のくせに話せるっちか?』
『人間、こっちこっち』
『どこ見てるっちか』
お、えーっとどこだ?
『下っち』
言われるがままに足元を見れば、
でか! いや、そのままリアルな
『僕らはシュガーアントっち』
『甘いものは嫌いだっち』
『この栄養満点な巨大樹に住んでるっち』
『女王様がご飯をご所望っち』
シュガーアントは後者のようだ。
ん、シュガーアント……? そういえば昨日の配信中に手に入れた【金蜜虫の死骸】が大好物なんじゃなかったっけ?
ってなわけで、これ、あげようか?
『金蜜虫っちの死骸っち!』
『にがーい
『女王様の大好物っち!』
シュガーアントたちの反応は良好だったので【金蜜虫の死骸】をあげてみる。
『お礼に僕らのうんちっち!』
『受け取るっち!』
『甘いのは無理っち! いらないっち!』
ころころとした金色の粒をお尻っぽいところから三つも出してくれるシュガーアント。
審美眼で見ると【金砂糖】と表記されていた。
おお!
さらに【金蜜虫の死骸】を追加で1つあげると、さらに【金砂糖】を3ついただけた。
異文化交流ならぬ、異種交流ってやつか。
『
『またよろしくっち』
『これで女王さまも喜ぶっち』
こちらこそありがとう。また取り引きを頼むよ。
さてさて、金砂糖とはいかがなものか。
【金砂糖】
『黄金樹に生息するシュガーアントのふん。神の模倣者リュンクスによって誘われ、世界樹の枝葉に移住したらしい。シュガーアントが生成する金砂糖は、洗練された甘みで神の思考をも溶かすと言われるほどの絶品である』
シュガーアントから貴重な素材を手に入れた俺はだいたい何を作るか決めた。
あと足りない物といえば……油と薄力粉、牛乳ぐらいか。
同じような物はないかと【世界樹の試験管リュンクス】の中でも商店が軒並みを連ねる区画へ移動する。そこで調味料や食材屋らしき店を覗くと、お目当ての3品はあった。
「いらっしゃい」
感じの良い
「えーっと……『食用油』と『ホットケーキミックス』、『牛乳』をもらえないか」
「あいよ。食用の『
「2万……?」
ミノタウロス、ミノタウロス……モンスターだよな?
筋骨隆々の牛人間みたいなやつ?
「なんだあんちゃん、文無しかよ。っでも、よさそうな
おっと。
財布を確認すると3000円しか入っていなかった。
うーん。銀行からおろしてくるのもなあ……。
「あ……えーっと、こちらを売ったりとかできます?」
どうにかお金になりそうな物を先ほど採取した素材からピックアップ。
「ほう! こりゃたまげたな! 【
「20万……!? え、えーっと、じゃあ一つお願いします」
少し惜しい気もしたけど、また時間を置いて取りにいけばいいのだから、一つだけ売り出して目当ての食材を複数ずつ購入する。
そして残り18万の札束は【宝物殿】へ入れておく。
「毎度ありい!」
さて、全てはそろった。
いよいよお楽しみの料理タイムだ!
「今日はおまえに試食をしてもらうとするか」
「きゅっきゅっきゅー!」
嬉しそうに鳴く空色きつねをもふもふしてやった。
すると気持ちよさそうに目を細めるので、もっともふもふしてやった。
なんだろう、このもふもふの中に手がすーっと沈んてゆく感触。
これ、好きだなあ……うん。
自分が沼にハマってゆく心地よさ————
ありがとう、空色きつね。
俺、お前のためなら寝ずに料理だって頑張れるかも。
「きゅぃー」
俺はもふもふとウッドハウスに戻り、集めた素材を並べる。
まずは底の深いボウル型の木皿へ、【金砂糖】と【無色に堕ちた蜜】を入れ軽く混ぜる。それから【ミノタウロスの乳】と【朝日に還る不死鳥の卵】を加え、再びささっと混ぜる。
「甘味の宝石と液体、とろみのある卵と牛乳のイリュージョン。綺麗なクリーム色だぁぁぁ……」
最後に【ホットケーキミックス】を投入し、シャカシャカと混ぜれば少し粘り気が出てくる。仕上げに家から持参したバターやバニラオイルを少々加えてゆく。
「うん、濃厚な甘い匂いがたまらない……これぞ金に艶めく
俺は四角いフライパンを手に取り、【
「あとは卵焼きを作る要領で……」
【
黄金色から焼き色が加わり、ふわふわになったタイミングを狙う。丸棒を乗せヘラを使いながらクルクルと巻いてゆくのだ。
くるくるふわっ。
ふわもちくるっ。
「うん、形は上々」
巻いたことでフライパンに空きスペースができ、そこに【
再び同じように巻き巻き。
これを何度も繰り返せば、幾層もの黄金色が
ふっくらバウムクーヘンの完成だ。
—————————————
【黄金樹のバウムクーヘン】★☆☆
不死鳥の不死性は辛く、ミノタウロスの強靭性を苦い。両者の力を継ぎつつ、見事な味に昇華させたのが金砂糖と世界樹の蜜。芳醇な甘さと柔らかい舌心地を堪能させてくれる黄金バウムクーヘン。稀に特定の生物を輪廻転生させる。
基本効果……食べると30分間、命値+4を得る。
★……30分間、力+2を得る(この効果は重複しない)
★★……
★★★……天候:タイプ朝の場合、食後から60分以内であれば死んでも復活する
—————————————
「ほう……これはぜひとも★3料理を作り上げてみたくなるな。死んだ者を生き返らせられるとか、ん!? 生き返らせられるの!?」
いやいや、あいつじゃなくて権力者のか?
うっわー、まじで
しかし今や
命は金で買える! 救える! やっふい!
「おっと、お金の計算よりもまずは味だな。味が良くなくては全て台無しだ。うちのお嬢様は味にうるさそうだし」
そうして出来上がった一品を輪切りにしてゆく。
しっとりと刃が沈み、そのふわふわっぷりは一流を超えているように思える。
それではいただきます!
「もっふもふのふわっふわ……からのまろやかな甘みが口内いっぱいに広がる……だと!?」
しかし、しかしだ。
何かが物足りないと俺の直感が告げている。
確かに味も食感も申し分ない。けれど、こう、今のままでは甘ったるさだけが口の中に残ってしまう。そこで爽やかな紅茶を一口入れれば、無論何ら問題はないのだけれども……このバウムクーヘン単品で食が完成したとは思えない。
「そうだ。柑橘系の果汁なんかを入れて、すっきりした味が再現できれば無敵なのでは?」
思い立ったが吉日、商店へ即座に赴きレモンやオレンジに該当しそうな果実が売ってないか探す。
「レモンかオレンジってありませんか?」
「レモン? そんなものはないな。
「ラモン?」
「ああ。遥か東方に
「なんだか大変なことになってますね」
「人類が安全に生活できる黄金領域はどんどん滅んでっからなあ……」
だから地球の冒険者と協力関係にあるんだっけ。
「それでラモンとは?」
「おう、羅生門付近で変異した果実がラモンってわけよ」
「えぇぇぇ……それ食べて大丈夫ですか?」
「瘴気といっても魔力を過分に含んでるだけらしいからな。過剰摂取しなきゃ問題ないって話だ。味はドが付くほど酸っぱくてキツイが、武器の手入れには重宝されてるぞ」
「
300円でラモンとやらを購入。
審美眼で調べておくのも忘れない。
【
『羅生門の濃い魔力を浴びて突然変異した異国の酸っぱい果物。人間には強すぎる激物であるが、武具に塗ると錆びを防げるので重宝されている』
「見た目はまんまレモンなんだよなあ……」
俺はさっそく先程のバウムクーヘンを作った手順に、『
:【黄金樹のバウムクーヘン】★★☆が完成しました:
名前の変化はないけれど、品質が★2になった。
そして味見をすると————
「んぐっ」
ふんわりと甘みの中にひそむすっきりとした味わい。
「もふっ、まふっ」
一度でも
「これだ、俺が求めていたのはこれだ」
うーん、最高。
あとは木漏れ日が差し込むウッドデッキでティーセットを広げ、バウムクーヘンと紅茶があれば俺の理想とするティータイムは完成する。
「きゅっきゅきゅー?」
これまでそばで、ずっと大人しく待っていた【空色きつね】が遠慮気味に主張してくる。
もうできたの?
完成したの?
食べていい?
そんな思念が飛んでくる。
控えめに言って、おりこうさんすぎるぞおおおおお。
「ほら、おまえも食べていいぞー」
「きゅきゅいーッッ! きゅっ、きゅっ、きゅっ……!? きゅっ……!?」
ちょこっとだけバウムクーヘンをパクつき、全身の動きが一瞬だけ止まる空色きつね。それからまたパクつき、またもや静止する。
それから尻尾をバサバサッとふりふり。
両耳をピコピコ動かし————表情がふにゃーっと溶てしまった。
「くーきゅー……」
めちゃめちゃ可愛いきつねここに爆誕。
「あ……、
なんて空色きつねの尊さに夢中になっていると、背後からぽそりと声が落ちる。俺が振り向けば、そこにはミディアムボブの女子がいた。
目の覚めるような銀髪、しかし前髪が目にかかっていてその表情は上手く読み取れない。ただ、口元のすぐそばには妙に艶めかしいほくろが一つある。目が見れない分、なぜか視線がそこに吸い寄せられる。
彼女は身体を柱に半分隠しながら、こちらをおずおずといった様子で凝視しているようだ。
「あ、あの……とっても美味しそうな匂い、です?」
何を考えているかはわからないけれど、体のラインが妙にわかるタイトなニット装備でもじもじされるのは少しだけそそられる。なにせ彼女のボリューム感たっぷりな二つのたわわがこれでもかと主張してくるのだ。
俺はどうにか意思の力を総動員し、視線を彼女の顔へと戻す。
「あー……どうかされましたか?」
俺の問いに、おずおずといった具合で彼女は要件を口にする。
「ど、どうか、
なるほど。
この巨乳さんは俺の作ったバウムクーヘンをご所望か。
お目が高いな。
あれ?
これってもしかして丁度いい機会なのかも?
味見を自分でしたとはいえ、女子の意見を聞いてはいなかった。うちのお嬢様は、それはそれは求めるハードルが高い。
「一つだけでよければ、どうぞどうぞ」
すると銀髪巨乳さんの口元がふわりとゆるんだ。
◇◇◇◇
あとがき
拙作をお読みいただきありがとうございます。
もし作品をレビューしていただけたら、とっても嬉しく存じます。
奇跡が起きて【☆☆☆】が【★★★】になりましたら狂喜乱舞です!
◇◇◇◇
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