いつも通りという名の不可解
最近サークルの方で小説を書いている。その中でふと、多用している言葉に気がついた。
それは『いつも通り』という言葉。日常は不変ながら可変であり、矛盾性を孕んでいる。概念的に見れば不変であり、私達目線では可変であるそれは変化の様子が不明瞭すぎるものだ。いざ変化していると察した瞬間には、幅がすでに取り返しのつかないくらいに広がっている。それを自覚する瞬間は常に潜んで入るが、その合間こそが人間らしいものだ。いつも通りのように見えて、実はそうではないもの。私はそういうギャップを見るとき、悦になれる。
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