応援コメント

93 気分は浄土真宗」への応援コメント

  • 私の個人的意見ではありますが、臨床医、とくに人の生死にかかわることの多い分野につくのであれば、何らかの形での信仰心、生死観を持っておくべきだ、と思っています。

    僧籍を持つ医師も少なからずおられますし、医師のルーツをたどっていくと、結局は「宗教者」でもある「呪医(witch doctor)」に行きつくのだろうと思っています。

    私が白衣のポケットに常に入れている「医師の格言集」という本には

    「医師は誰しもが「呪医」の要素を持っている。適切な時に「呪医」の能力を使うべし」

    という言葉があります。

    「医学」と「医療」はある意味別のもので、ある意味「医療」には「科学的ではない」要素が含まれます。「人間」という存在が全てを「科学」で解釈することはできないからです。

    私は"Scientist"であると同時に"Witch Doctor"でもある、"Medical Doctor"という存在だ、と思っています。そのバランスを場面場面で使い分け、患者さんを「治療」できるものは治療し、「ケア」できるものは「ケア」しています。これも有名な格言ですが、

    "To cure sometimes, To care always"

    です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私自身は在学中に周囲の医学生があまりにも人文学的知識に欠けている(大学受験で地理しか学んでいないせいで「世界三大宗教が分からない」「太平洋戦争の終戦年を知らない」というレベル)ことにいつも驚いており、色々な意見があるとは思いますが医学部受験では地理の選択を禁止した方がよいのではと個人的には考えています。