応援コメント

76 気分は高校生物」への応援コメント

  • 私が最初に進学したのは基礎工学部 生物工学科(今は学科改編で、当時の「制御工学化」と統合され「システム科学科」となっています)でした。基礎工学部はすべて二次試験の理科は「物理」「化学」指定でした。医学部も学士入学ではなく一般入試で入学したので、「物理」「化学」で戦いました。

    医学部で要求される「生物学」の知識のほとんどがいわゆる「分子生物学」に集約されると思っています。「シダ植物の子孫の残し方」なんて使うことはないからです。

    基礎工学部時代は、教養課程、と低学年時の専門科目で分子生物学を学習し、教科書は有名な「細胞の分子生物学(原著は"Molecular Biology of the CELL")」でした。

    個人的にはあの一冊をしっかり頭に叩き込めば、大学院試まで、あるいは学位を取った後も十分な基本的知識が身に付くと思います。

    「化学」「生物」で受験すると、MRIの原理、シンチグラム(今では少なくなりましたが)の原理などで苦労するかと思います。

    「医学」が「総合化学」である所以かと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私自身は諸事情から大学受験で「物理」「化学」「生物」の3科目全てを履修し結局は「化学」「生物」で受験したのですが、医学部医学科6年間での結論としては「医学部受験の理科は化学だけで十分」と考えています(物理の知識は6年間でほぼ全く使わず、生物を知らなくても基礎医学で地獄を見るだけで済みますが医者が化学を十分に学んでいないと電解質異常等を理解できず死者が出ます)。