応援コメント

55 現代医学部の試験勉強」への応援コメント

  • 私の時代、私の大学では、マークシート式の試験は「卒業試験」だけでした。

    ご存じの通り、国試合格率は「医学科」にとって至上問題ですが、私が2年生の時に、桜島が見える母校が、国試合格率、国公立大学最下位、全医科大学中 ワースト3だったことで、卒業試験の形態が大きく見直されました。結果として、「卒業試験は国試形式とする(時間配分も含めて)」「本試験で合格した者も含め全員追試験(これまた国試形式)を受けること(本試験合格者は、「国試模試」としての扱い)」となりました。

    どの問題が、どの講座から出題されているのかは明らかにされていないのですが、本試の結果発表では、不合格になった講座が明示されていました。追試を受けなければならない人は、「不合格になった講座の科目が合格すればOK」なのか、「追試の結果も総合的に評価される」のかが明らかではなかったので、結局全科目を勉強することになります。時に「こんなん国試で問われへんやろー!」というような重箱の隅をつつくような問題もありましたが、学校全体で「国試」を強く意識していたことは伝わりました。

    私の学年では、120人近くが本試を受けて、合格者は5人でした。その中に私の名前もあり、ホッとしたことを覚えています。

    基礎系の試験は、1年後期に発生学、2年前期に生理学、2年後期に第一解剖(肉眼解剖+神経解剖)、第二解剖(組織学)の試験がありました。私の下宿は少し広かったので、1か月近く、友人たちと「合宿状態」で勉強していました。私は賑やかなのが好きなので、「合宿所」となることには抵抗ありませんでした。むしろ試験が終わり、みんなが帰って行って、がらんと1人になった時にとても寂しかったことを覚えています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私の母校は平成末期(入学当時)の私立医大であったこともあってか教養科目と一部の基礎医学科目を除くほぼ全ての学内試験がマークシート式でしたが、数十年前に地方国公立大学の医学部医学科を卒業した親戚に話を聞くとほとんどの学内試験が記述式だったとのことで隔世の感がありました。