bullet・the・academy

桜宮 彩音。・彼方

第1話高校に向かう道

タッタッタッタッ


バンバン


俺はショッピングモール柱に隠れグロッグ17のトリガーを引き追っ手の男二人を撃ち抜く


「やった」


俺はその場に座りひと息つく


ピピピピ


「もしもし、はい二人倒しました」


カチャ


電話をしていると横からベレッタ92が向けられた


そんな所で電話してると危ないぜ


バン


ピピピピピピピピピピ


「はっ!夢か」


夢だったいや分かってはいた、ここのところ同じような、夢を見る


「今日から高校生だって言うのに」


俺の名前は赤坂優輝今日から桜乃学園で高校生になった

桜乃学園は拳銃の使い方や剣術体術を教えてくれる中高一貫の学校だ


「準備でもするか」


俺は部屋から出て洗面器に向かう

寝癖を整え前髪をセットしリビングに向かう


「おはよう!お兄ちゃん!」


こいつは俺の妹の赤坂さくら14才中学2年

茶髪のショートヘアーで横を結んでいる

背丈は150cm俺と同じ制服を着ている


「おはようさくら」

「お兄ちゃん朝ごはん出来てるよ」

「ありがとう」


俺が食べていると妹が話しかけてきた


「お兄ちゃん高校生でしょ何にするの?」

「何って?」

「高校生になったら新しい学部に入れるでしょ?」


学部と言うのは1武器戦術2運転点検3救護4鑑識5情報

俺と妹は武器戦術学部に属している


「変わらず武器学部かな」

「へぇー」

「へぇーってお前はどうなんだ?勉強についていけるか?」

「私は優等生だから」

「そうだったな」


さくらは勉強が出来るけど武器の使い方は普通くらいだ

そこは俺の方が上手だ


「7時20分だよ着替えて向かわないと間に合わないよ?」

「本当だ!ご馳走さま」


俺は部屋に戻り制服を着てホルスターをベルトに着ける

そうして、グロッグを手に取りマガジンリリースボタンを押す

17発の9mmパラベラムをマガジンに挿弾する


「よし行くか」


俺とさくらは一緒に家を出て学校に向かう

家と学校は直線距離で800m歩きで40分程で着くバスで20分だからバスで行く


「バスが着くまで5分か」


バンバン


バス停に着くと遠くの方から銃声がする


「少し行ってくる」

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