第7話武器屋と杖

「それでは、次に武器屋に魔法の杖を買いに行きましょう」

「でも、杖を使わなくても魔法使えるんだからいいんじゃね?」

「いえ、杖を使った方が強い魔法を使えるのです」

「へぇーそうなんだ」

「行きましょう!」


リボンちゃんに連れられ武器屋に向かった


<武器屋前>


「ここが、武器屋か」


武器屋は普通の民間より一回り大きく看板には剣のマークが書かれている


ジャランジャラン


武器屋のドアを開け武器屋の中に入った


「こんにちは」

「やぁ少年にリボンちゃん」


カウンターに立っていたのはムキムキの20台後半の男性だ


「俺の名前は、ブラウンこの店の主だぜ!

何が欲しいんだ?俺のおすすめは、俺特製の30kgの双剣だ!どうだ?安くするぜ」


(この人は何だか暑苦しいな)


「俺は、翔太よろしく。大熊の退治をお願いされたから、魔法の杖を買いに来たんだ!」


俺は、ここに来た理由をブラウンさんに話した


「そうなのか!ならこの杖はどうだ?」


ブラウンさんは、30cm位の杖を手に取り俺の目の前のカウンターに置いてくれた


「これは?」

「初心者でも使いやすい杖だ。何より軽いのが使いやすい理由だ」

「そうなんだ!じゃあ買う!ってお金持ってないんだった」

「私が買います。この村の事ですから」

「それじゃあ10コインだぜ!」

「はい」

「毎度あり!」


リボンちゃんは俺そして、村の為に杖を買ってくれた


「ありがとうな」

「はい!」


バタン!


「大変じゃ!」


武器屋のドアが勢い良く開き村長が入ってきた


「どうしたんだ?」

「子供達が居なくなってしまったんじゃ!」

「何だって!」

「捜索隊が村の広場にいるから参加出来る人は参加してほしいんじゃ!」

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