五月の詩

少し長い休みを終えて


私は学校に向かう


だるさと、私に呆れて


憂鬱なこの日


歩いて学校に向かう彼を見た


私の胸が高鳴った


今なら話しかけるチャンスだと


でも、


怖い


話しかけたら変な顔されるんじゃないか


迷惑だって思われる


不安と怖さが勝って


私は何も言えなかった


情けない私に呆れて


心の中で泣いた


だけど、


彼は私を輝る目で捉えた


笑顔になって


おはようって始まりの挨拶を伝えてくれた


ドキドキして


私もおはようとはじリの挨拶を交わす


心が火照って


暖かくて


嬉しい


話題を振ってくれる彼は沢山笑ってて


あまり上手く話せないけど


私の話を聞いて笑ってくれた


もっと話したいって思った


まだこれが恋だとは気づいていない


五月の詩






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