仕事復帰 二月中旬〜下旬
自宅療養期間を終え、ついに仕事復帰となる。だが、正直不安しかなかった。
目は見えるものの、とにかく開いているのがしんどい。事務仕事ではないものの、勿論PCを使わなければいけない場面も多々あり。
何より、対人に向けたサービスなので自分のペースで出来ない。
正直、出社して五分くらいで"あ、これ無理だ"と確信した。
だが、いわゆる中間管理職という立場であり現場では一番上の立場にいる為あまり泣き言は言えなかった。
そう、要するにまだ自分の病気が何なのかハッキリとしてない癖に、限界を超えて働いてしまっていたのだ。
それに加えて、食事もまともに摂れていないから明らかにエネルギー不足。
周りには余裕アピールしてたけど、仕事が終わる頃には目の限界、疲労感、息苦しさでヤバい状態なのは感じていた。
でも、人間不思議なもので"今まで自宅療養してた分体力落ちてんだなあ"という思考に至っていた。謎のポジティブシンキング。
それでも、何日か仕事を続けると身体が慣れてきたのか少しずつ楽になってきた。残業もこなしてた記憶がある。
今思うと、たぶん確実に身体はヤバかった。
でも、思いこみってすごいのよ。
"大したことじゃない"って自分に言い聞かせてると、本当にこなせちゃうものなのです。
そして、数日働いた後次の受診日がやってきた。
前回の検査結果含めて、自分がなんの病気だったのか。やっと正式に告げられることになる。
◇◇◇
現在、手術が無事終わりました。まだ入院中なのですが、体調は良好です。
重症筋無力症と合併して起きる胸線腫というものがあるのですが。その腫瘍を外科的手術で取り除くというものでした。
私の場合、だいぶ腫瘍が大きく色々なリスクを提示されたのですが、どれもうまく回避しつつ先生が上手く取り除いてくれました。
嬉しい、嬉しい。
まあ、胸切って、胸骨切って、とやってるので身体の負担は大きいですが順調に回復しております。
励ましのコメント下さった皆様、ありがとうございました。
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